韓国「ソウル大10校」構想、釜山大・全南大・忠南大を選定…各校に約700億ウォン支援
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【09月05日 KOREA WAVE】韓国教育省は1日、主要な国立大学をソウル大学レベルに育成する「ソウル大10校」構想をけん引する拠点国立大学として、釜山大学、全南大学、忠南大学の3校を選定した。
「ソウル大10校」構想は、9つの拠点国立大学をソウル大学レベルに育成し、地方活性化や若者の地域定着につなげる政策。教育省は政策を効率的に進めて定着させるため、まず3校を優先的に選ぶ方針を示していた。
選定された3校には2026年、それぞれ約700億ウォン(約77億円)の予算をパッケージで支援する。地域の成長産業を担う学部・融合研究院事業に各400億ウォン(約44億円)、人工知能(AI)人材育成とAX拠点大学事業に各100億ウォン(約11億円)、地域大学の共同成長を支援する共有大学事業に各200億ウォン(約22億円)を充てる。
支援は2026年から2030年までの5年間を予定しており、金額は変更される可能性がある。教育省は2027年の関連予算として、2026年より100億ウォン(約11億円)多い800億ウォン(約88億円)を計上した。
釜山大学は、造船・海洋、機械システム、航空宇宙など韓国南東部の成長産業を網羅する「革新製造融合大学」の新設を目指す。LG電子やハンファなどの企業と契約学科を新設し、世界100位圏の学部育成も進める。国内最大規模のAI大学を新設し、梁山キャンパスを産業AX研究キャンパスにする計画も示した。
全南大学は先端半導体と未来エネルギー分野に重点を置く「先端融合大学」を新設する。企業が参加する講座を拡大し、半導体パッケージングの共同研究所モデルをサムスン電子や韓国電力などに広げる計画だ。AI人材の育成や、参加大学による実践型の共同教育も強化する。
忠南大学は「NEXUS科学技術大学」を新設し、韓国科学技術院(KAIST)との共同教育・研究を活性化する。大学と先導企業、KAISTが共同で教育課程を設計・運営し、主要企業への就職までつなげる産学一体型の教育体制を構築する計画だ。ネイバークラウドとのAI共同研究所も設立する。
教育省は3校の計画を関係省庁による合同コンサルティングで補完し、地域、産業、大学、研究機関の連携拠点として定着するよう支援する。大規模な財政支援に合わせて成果管理委員会も設置し、大学や地方政府、民間が参加する共通の重要業績評価指標(KPI)を設定する方針だ。
チェ・ギョジン(崔教振)教育相は、関係省庁との継続的な協力によって地方大学を軸とした地域成長の成功モデルをつくり、国民が実感できる成果につなげるとの考えを示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News