香港フード・エキスポ盛況 来場者52万人超
このニュースをシェア
【9月8日 東方新報】香港貿易発展局が主催する「フードエキスポ」「ビューティー&ウェルネスエキスポ」「ホームデライツエキスポ」が8月17日に閉幕した。「フードエキスポPRO」と「香港国際茶展」の二つの商談展示会も15日に終了した。5つの展示会には延べ52万人を超える来場者が訪れ、過去最多を記録。1人当たりの平均消費額も1685香港ドル(約3万4164円)に増加し、香港の消費市場が引き続き活発であることを示した。
各展示会には30以上の国・地域から1850社を超える出展者が集まった。商談展示会の「フード・エキスポPRO」と「香港国際茶展」には、64の国・地域から約2万人のバイヤーが来場した。香港域外からは中国本土、日本、韓国のほか、インドネシア、カンボジア、タイ、マレーシア、フィリピンなど東南アジア諸国連合(ASEAN)からのバイヤーが多く訪れ、食品貿易のハブとしての香港の強みを改めて示した。
展示会期間中、主催者が来場者1430人余りを無作為に抽出して調査したところ、1人当たりの平均消費額は1685香港ドルに増加した。回答者の87%が、実際の消費額は予算と同程度か予算を上回ったと答え、消費意欲が引き続き堅調であることが示された。また、健康志向の高まりを反映し、8割を超える回答者が健康関連商品に関心があると答えた。
香港特別行政区政府の環境・生態局は、湖南省(Hunan)、チベット自治区(Tibet Autonomous Region)、山東省(Shandong)の代表と協力覚書を締結し、3地域との連携強化を図った。今回の商談会で集計された成約見込み額は18億香港ドル(約364億9590万円)を超え、対象業種の幅、成約見込み額ともに過去最高を記録した。
「フード・エキスポPRO」と「フード・エキスポ」では3年連続でハラール食品・飲料の表示を導入した。今年は130社を超える食品事業者が世界各地のハラール食品を展示した。約60年の歴史を持つ香港の老舗ブランド、大埔振興は今年初めて「フード・エキスポPRO」に出展した。同社の陳岳成(Chen Yuecheng)執行董事によると、初日だけでフィリピン、タイ、中東などから訪れた20人を超えるバイヤーと商談し、50万~100万香港ドル(約1013万7750〜2027万5500円)の受注を見込んでいる。
シンガポールの約80年の歴史を持つハラール食肉製造・販売会社SBY Frozen Food Supplyも、ブラジル産牛肉と鶏肉の原料供給業者を見つけた。同社の事業開発マネージャー、アブドゥル・ハリム・ハフィズディン(Abdul Halim Hafizuddin)氏は、年間調達額が300万~500万米ドル(約4億7691万〜7億9485万円)に達すると見込んでいる。(c)東方新報/AFPBB News