【09月04日 KOREA WAVE】
ラジオ21の編成本部長を務めたヤン・ギョンスク被告(c)news1
ラジオ21の編成本部長を務めたヤン・ギョンスク被告(c)news1

北朝鮮の大同江(テドンガン)ビール事業や対北朝鮮支援への投資を名目に、投資家らから巨額の資金をだまし取ったとして、特定経済犯罪加重処罰法違反(詐欺)などの罪に問われた韓国のインターネット放送局「ラジオ21」元編成本部長、ヤン・ギョンスク被告の上告審で、大法院(最高裁に相当)は懲役5年とした二審判決を支持し、被告側の上告を棄却した。これにより実刑判決が確定した。

判決などによると、被告は2020年12月から22年3月にかけ、「北朝鮮からビールを輸入して販売した利益でマスクを購入し、北朝鮮を支援する」という実体のない事業計画を持ちかけ、投資家7人から計約33億ウォン(約3億6000万円)を詐取した。だまし取った資金の大半は、他の投資家への返済や暗号資産(仮想通貨)の購入など個人的な用途に充てていたとされる。

一審は「事業の実体はなく、政界や報道関係者との親交を誇示して同様の手口を繰り返した罪質は重い」として懲役6年を言い渡した。二審は有罪と認めつつも、被害者1人との間で一部示談が成立した点を考慮し、懲役5年に減刑していた。

被告は過去にも政界への公認推薦を名目にした詐欺事件などで実刑判決を受け、服役した経歴がある。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News