ホン・ミョンボ氏選任過程に不当に介入した疑いで警察の聴取を受け、帰宅するチョン・モンギュ前韓国サッカー協会会長=2日、ソウル市麻浦区(c)news1
ホン・ミョンボ氏選任過程に不当に介入した疑いで警察の聴取を受け、帰宅するチョン・モンギュ前韓国サッカー協会会長=2日、ソウル市麻浦区(c)news1

【09月03日 KOREA WAVE】サッカー韓国代表監督へのホン・ミョンボ氏選任過程に不当に介入した疑いが持たれているチョン・モンギュ前韓国サッカー協会会長が2日、約11時間30分にわたり警察の事情聴取を受けた。

ソウル警察庁広域捜査団金融犯罪捜査隊は同日正午ごろから、業務妨害などの容疑でチョン前会長を被疑者として調べた。

チョン前会長は午後11時35分ごろに聴取を終えて姿を現し、「どのような内容を供述したのか」との質問に「誠実にしっかりと調査を受けた」と答えた。

ホン・ミョンボ氏の選任過程に介入した事実はないのかと問われると「はい」と答え、捜査を避けるために携帯電話を交換したとの疑惑についても「そのようなことはない」と否定した。

一方、イム・セン元協会技術総括理事にホン・ミョンボ氏の選任を指示したのか、普段どのような指示を出していたため不当な介入ではないと主張しているのかなどの質問には答えず、その場を後にした。

チョン前会長は警察に出頭した際にも、「監督選任過程に不当に介入した理由は何か」との質問に対し、「警察の調査に誠実に臨む。不当に介入したことは全くないと考えている」と話していた。

チョン前会長は2024年7月、業務妨害と業務上背任の疑いで告発された。ホン・ミョンボ氏の選任過程に不当に介入し、協会理事会などの業務を妨害したとの疑惑が中心となっている。

この疑惑を捜査していた鍾路警察は2026年7月1日、事件をソウル警察庁広域捜査団金融犯罪捜査隊に移送。その後、警察は監督選任に関与した関係者を相次いで聴取した。

警察は8月4日、ホン・ミョンボ氏を被疑者として聴取。選任交渉を主導したイム元理事や、当時実務を統括したキム・ジョンベ前協会常勤副会長、ユン・ドギョ元戦力強化委員らも事情聴取した。

8月6日には、忠清南道天安市のコリアフットボールパーク内にある協会事務所と、ソウル市鍾路区のサッカー会館を家宅捜索し、監督選任に関する資料を確保した。

疑惑の中心人物とされるチョン前会長の聴取を終えたことで、警察は主要な被疑者への事情聴取をほぼ終えた。今後、チョン前会長の供述や押収資料の分析結果などをもとに関係者の容疑の有無を検討し、近く捜査を終えるとみられる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News