米財務省「トランプ1ドル硬貨」発行 連邦法に抵触か
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【9月3日 AFP】米財務省は2日、ドナルド・トランプ米大統領の顔をあしらった1ドル硬貨を発行した。国の公的機関や制度に自らの存在感を誇示しようとする、同氏の新たな取り組みの一つとなった。
新たな1ドル硬貨は、米国建国250周年を記念して鋳造された。
1ドル硬貨25枚セットは61ドル、100枚セットは154.50ドルで販売されている。
財務省がこの計画を発表した際、同硬貨に貨幣価値があるのか、純粋な記念品にとどまるのかは不明だったが、米造幣局は2日、すでに流通もしているとした。
しかし、連邦法では、貨幣価値のある紙幣や硬貨に存命中の大統領を描くことは禁じられており、この硬貨が同法に抵触する可能性もある。
新しい1ドル硬貨がその法律に違反しているかどうかに関する質問に対し、米財務省からの返答はまだ届いていない。
ホワイトハウスへの復帰後、トランプ氏は、先例や法的異議を無視して制度や機関の再構築を推し進めている。ケネディ・センターに自身の名前を冠したり、新たな大広間を建設するためにホワイトハウスの一部を解体したりしていることもその一部だ。
新しい硬貨の片面にはトランプ氏の顔とともに「Liberty(自由)」と「In God We Trust(われらは神を信じる)」の文字が描かれている。また、米国の独立250年を示す「1776-2026」の年号も刻まれた。
もう片面には米大統領の印章があしらわれている。中心には「250」と書かれた盾があり、印章のタカは、矢とオリーブの枝をそれぞれの脚で掴んでいる。
今年5月には、米財務省によりトランプ氏の顔をあしらった250ドル紙幣の発行計画が進められていることが発表された。しかし、スコット・ベセント財務長官は、発行には連邦議会での法改正が必要だと認めていた。(c)AFP