【9月3日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(80)は2日、英国のヘンリー王子(41)と米国人の妻メーガン妃(45)が米国を離れたことを「うれしい」と歓迎する一方、自身が英王室の一員だったら夫妻を受け入れるようなことはしなかっただろうと付け加えた。さらにメーガン妃について、故エリザベス女王に対して「極めて非礼だった」と批判した。

ヘンリー王子夫妻は2020年に王室の公務から退き、米国に移住していたが、今年8月、約6年ぶりに英国に戻った。

トランプ氏は大統領執務室で、記者団にヘンリー王子夫妻が米国を離れたことをどう思うかを問われ、「うれしい。あまり好きではなかった」と回答。

「彼らは英王室に対して極めて無礼に振る舞ったと思う。気に入らなかった。彼女(メーガン妃)の振る舞いが気に入らなかった。彼女は女王とチャールズ国王に対して極めて非礼だったと思う」と付け加えた。

ヘンリー王子は、がん闘病中の父チャールズ国王とは近年の訪英時に和解したとされる。一方で、兄ウィリアム皇太子とその妻キャサリン妃とは依然として疎遠になっていると報じられている。

トランプ氏は、自分だったらそこまで寛容にはなれなかっただろうと主張。

「私なら違ったかもしれない。私なら彼らを受け入れなかっただろうな。私が英王室の一員だったら、彼らを受け入れなかっただろう」と述べた。

トランプ氏とメーガン妃は、過去にも非難の応酬を繰り広げたことがある。

第1次政権時の2019年に英国を公式訪問する直前、トランプ氏は大衆紙のインタビューでメーガン妃を「意地が悪い」と呼んだ。録音でその部分がはっきりと聞き取れるにもかかわらず、トランプ氏はこの事実を否定した。

一方のメーガン妃も2016年の米大統領選期間中、トランプ氏を「女性蔑視的」「分断をあおる人物」と批判した。

さらにトランプ氏は2020年の米大統領選前、メーガン妃のことが「あまり好きではない」と前置きした上で「ヘンリー王子には幸運を祈る。彼にはそれが必要になるだろうから」と皮肉った。

英国での生活に再び順応することは、とりわけ英国で不人気のメーガン妃にとって厳しい試練となる。世論調査によると、英国民の過半数がメーガン妃に対して悪印象を抱いている。メーガン妃ほどではないが、ヘンリー王子も英国民に悪印象を持たれている。(c)AFP