【9月8日 CGTN Japanese】中国国家標準化管理委員会が9月1日に明らかにしたところによると、中国の専門家の主導によって制定された世界初の歩行ロボットに関する国際規格「ロボット~サービスロボット性能規範およびその試験方法第5部:歩行ロボットの運動」がこのほど正式に発表されました。

「歩行ロボット」とは、人型ロボットやロボット犬など、「足」で歩いたり、走ったり、坂を上ったり、障害物を越えたりするロボットのことで、現在ではパフォーマンスやパトロール、運搬、捜索救助などの仕事をこなすことができます。

この国際規格の大きな特徴の一つは、実際のユースケースに応じてロボットの運動性能を評価することです。「動けるかどうか」だけでなく、「うまく動くかどうか」もチェックポイントとなっています。平地をスイスイ進めるロボットが階段や斜面、障害物がある路面でも安定的に歩けるとは限りません。この規格は階段や斜面、障害物などの実際の作業シーンを評価システムに組み入れ、多次元の特性確認と評価方法を確立しました。

同規格のもう一つの特徴は、歩行ロボットの優劣を評価する際、「足の速さ」だけでなく、「タスクの完成度」をより重視することです。例えば、ロボットは環境が複雑な地域に入ってパトロールや捜索・救助をおこなう際には、目的地に到着できるだけでなく、周りの環境を感知し、タスクの要求を理解したうえで、現場の状況に基づいて判断や意思決定をおこなうことができなければならないとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News