【9月7日 CGTN Japanese】東フィンランド大学やベルギーのブリュッセル自由大学などが実施した最新の研究によると、世界では10歳以下の児童の40%以上が人為的な気候変動により、毎年少なくとも30日間の危険な高温にさらされているとのことです。関連の研究成果は、米国の学際ジャーナル「サイエンス・アドバンシズ」誌に発表されました。

東フィンランド大学が発表したプレスリリースによると、研究チームは高温多湿の天気が各年齢層の人々に与える影響に焦点を合わせ、人口データや先進的な気候モデル、気候帰属科学を結び付けたとのことです。この結果、高温多湿は乾燥した暑さより危険であり、高温多湿は汗をかいて体を冷やす機能を妨げ、危険なレベルの熱ストレスを引き起こすと懸念を示しています。

 
研究によると、現在の地球温暖化レベルでは、世界で約5億6000万人の0~9歳までの児童が、毎年人為的な気候変動により、少なくとも30日間の熱ストレスにさらされており、これは同年齢層の児童総数の約43%を占めています。この熱暴露レベルは他の年齢層より高く、若い世代がより重い気候変動のストレスに直面していることを浮き彫りにしました。
 
研究の予測では、世界の平均気温が産業革命前の水準より2度上昇すると、毎年少なくとも30日間の熱ストレスを経験する0~9歳の児童は約6億5000万人に増えるとのことです。また、気候変動による高温多湿の増加幅は熱帯地域と比較的貧困な国々で特に際立っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News