【9月7日 CGTN Japanese】エジプト観光・考古省はこのほど、中国とエジプトの合同考古学調査隊が首都カイロ近郊のギザにあるセクメト神殿遺跡で重要な文化財や考古学的遺跡を発見したと発表しました。これは、この地域の歴史や異なる時期の生活様式をさらに解明する一助になるとみられています。

エジプト観光・考古省が発表した声明は、上海博物館とエジプト考古最高評議会がセクメト神殿とその周辺地域で合同考古学的調査を進めていると紹介しています。調査隊は神殿の周辺で日干しレンガ造りの建物の遺跡やいくつかの石の塊、彫像の破片を発見し、うち一部の石の塊と彫像の破片はもともと古代都市メンフィスの守護神であるプタハの神殿に属していたものと推定されています。このほか、調査隊はこの地域でワインの醸造に利用されたとみられる石灰岩の施設や古代エジプトの新王国時代(紀元前1570年頃〜紀元前1070年頃)にさかのぼる文化財を多数発見しました。

エジプトのシェリフ・ファティ観光・考古相は、エジプトと中国の考古学分野における成果ある提携を高く評価し、「両国はいずれも悠久の文明を育んできた。すでに多くの合同考古学調査プロジェクトを展開しており、今回の新たな発見は両国の考古学分野での緊密な協力を示す一つだ」と述べました。

古代都市メンフィスは紀元前3100年頃に建設され、エジプトの古王国時代の都でした。セクメト神殿はメンフィス古城の中心部に位置し、メンフィスの守護神であるプタハ神殿建築群を構成する一部であり、1959年に初めて発見されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News