韓国軍の自爆型ドローン2機が海上試験で墜落…発射管の扉にずれ、推力が偏った可能性
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【09月02日 KOREA WAVE】韓国国防科学研究所(ADD)は、海軍による自爆型ドローンの海上運用試験で中型自爆型無人機が海に墜落した原因について、発射管の開閉扉の位置がずれたことで推力が一方向に偏った可能性があるとの初期分析結果を発表した。
ADDによると、この無人機には発射管の内部で推進装置の力を借りて離陸するロケット補助発射技術が採用されていた。問題は2段式の多連装発射台の上段に装填された無人機を発射する際に発生した。
ADD関係者は「上段の発射管から無人機が発射された直後、推力線上にある下段発射管の左側の開閉扉に位置のずれが生じ、推力による変形や損傷が発生した」と説明した。
このため、発射初期に推進装置の反発力が均衡を保てず、推力が一方向に偏り、無人機の姿勢が過度に不安定になったと推定されている。発射直後は空力効果が小さく、飛行制御が始まる前だったことから、加速中に生じた推力の偏りが飛行に影響したと分析した。
実際の試験では、無人機は発射直後に通常の飛行手順に入ることができず、機体が右方向に大きく偏った後、海に墜落した。
ADDは4月24日にも同じ発射条件と類似した環境で試験したが、今回のような問題は発生しなかったとしている。当時は下段の発射管や装填された無人機への影響を確認したものの、開閉扉の変形はなく、発射からその後の飛行まで正常だった。
ADD関係者は「今回の現象は初めて発生した。無人機とシステム全体の作動状態には異常がなかった」と説明。一方で、今後の艦艇搭載を含む海上運用の可能性を検証する過程では、発射システムと周辺部品が互いに及ぼす影響をより詳しく検討する必要があるとした。
海軍は25日、ADDと協力し、韓国南部の海上に展開した大型輸送艦「馬羅島」で自爆型ドローンの海上運用能力を検証する試験を実施した。大型輸送艦「馬羅島」(1万4000トン級)のほか、自爆型ドローンと高速無人標的艇1隻が投入された。
しかし、1機目は発進直後に推進力が低下して直進できず、揚力を失って海に墜落した。約1時間後に実施された2回目の試験でも、別の自爆型ドローンが発進直後に機首を下げ、そのまま海に落下した。用意された2機がいずれも墜落し、この日の海上運用試験は正常に実施できなかった。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News