発見者の所長ではなく部下に清掃を指示…韓国・職務範囲を超えた命令に対する現場の困惑
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【09月01日 KOREA WAVE】韓国のマンション管理室で働く50代の施設職員が、休憩室の床に残された尿を管理所長から片付けるよう指示されたとして、不満を訴えた。
JTBC「事件班長」が27日、マンション管理室で施設職員として働く50代男性の体験談を紹介した。
職員によると、管理室の隣には男女のトイレと休憩室が並んでいる。普段から休憩室を利用していた職員は、トイレを急いで探していた人が間違えて休憩室のドアを開け、慌てて引き返す姿をたびたび目撃していたという。
職員は「いつか問題が起きそうだ」と考えていたが、実際に思わぬ出来事が発生した。
ある日、管理所長が職員を休憩室に連れて行った。確認すると、何者かが床に尿をしていた。
管理所長は「夜中に酔った人がやったようだ」と説明し、「きれいに片付けておいてほしい」と指示した。
職員が戸惑いながら「今、私にやれということですか」と聞き返すと、管理所長はモップを指し、早く片付けるよう改めて指示したという。
職員は「私は清掃担当でもないのに、わざわざ私を呼んで片付けろと言われた」と不快感を示した。結局、指示に従って自ら尿を清掃したが、時間がたつにつれて怒りがこみ上げてきたという。
「それほど難しいことでもなく、最初に見つけた人が片付ければいいのに、私が部下だから当然のようにやらせるのは本当に正しいのか」と訴えた。
韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)は「自分が必ずしなければならない仕事でもなく、自分が先に発見したわけでもない。管理所長が先に見つけた後、わざわざ連れて行って拭くよう指示されたのなら、不快に感じるのは当然だ」と指摘した。
弁護士のパク・ジフン氏も「業務の範囲ではないように思える」とし、「年齢や親しい関係を利用して仕事をさせているように見える。断ってもよく、応じる義務は全くない」との見解を示した。
一方、精神科専門医のイ・グァンミン氏は、管理所長としては清掃担当者が来るまで待つより、まず汚れた場所を片付けた方がよいと判断した可能性もあるとした。
その上で「私がこの職員なら1、2回程度は対応すると思う」としながらも、「繰り返されるなら、その時は『これは私の仕事ではありません』とはっきり伝えると思う」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News