客室から楽しむソウル世界花火大会(c)news1
客室から楽しむソウル世界花火大会(c)news1

【09月01日 KOREA WAVE】2026年のソウル世界花火大会を前に、会場となる汝矣島や漢江沿いの主要ホテルで予約が殺到している。1泊200万ウォン(約23万円)を大きく超える客室もあるが、空室を見つけるのが難しい状況だ。秋夕(チュソク)連休や外国人観光客の需要に加え、大会が例年より約3週間早く開催されることも影響しているとみられる。

大会は9月5日午後1時から10時まで、汝矣島漢江公園一帯で開かれる。午後8時から英国、米国、韓国の3カ国の花火チームがショーを披露し、韓国チームが午後8時40分から約30分間、フィナーレを飾る。前日の4日には前夜祭も予定されている。

ホテル業界によると、コンラッド・ソウルの大会当日の客室稼働率は約90%に達した。ケンジントンホテル汝矣島とホテル・ナル・ソウルMギャラリーも90%を超え、ほぼ満室となっている。

開催時期が早まったことで需要が集中し、宿泊料金も大幅に上昇した。オンライン旅行予約サイト「トリップビトズ」で9月5~6日の料金を調べたところ、コンラッド・ソウルのクイーンベッド2台を備えたプレミアムルーム・シティビューは206万3463ウォン(約24万円)だった。翌週末の12~13日は108万5348ウォン(約13万円)で、大会当日は約90%高い。

それでもコンラッド・ソウルは、公式サイトで大会当日の客室がすでに完売している。ホテル側は37階のエグゼクティブラウンジやバー、レストランなどでも特別プロモーションを展開し、花火大会の需要を取り込んでいる。

漢江の対岸から花火を眺められるホテル・ナル・ソウルMギャラリーも、客室稼働率が90%を超えた。1泊の宿泊にディナービュッフェや飲み放題、インフィニティープールでのパーティー2人分の入場を組み合わせた大会向けパッケージを販売している。

一方、客室から花火を直接見られないホテルにも予約が集中している。ケンジントンホテル汝矣島は大会向けの特別プランを設けていないが、予約率は90%を超えた。花火を見る目的だけでなく、会場近くに宿泊し、激しい交通混雑を避けようとする需要が集まったとみられる。

花火大会に伴う漢江沿いのホテル需要は、秋を代表する短期需要として定着している。2024年にも大会の影響を受けるホテルの客室稼働率は平均95%を記録した。

ホテル業界関係者は「花火大会は毎年、客室予約が最も早く埋まる代表的なイベントだ。特に2026年は開催時期が例年より早まったため、大会当日が近づくほど汝矣島や漢江沿いのホテルを探す直前の需要がさらに激しくなるとみられる」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News