「世界にインパクト残した」 アップルのクックCEO、最後のメモでジョブズ氏に敬意
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【9月1日 AFP】米IT大手アップルの最高経営責任者(CEO)ティム・クック氏は8月31日、退任にあたって社員に向けた最後の社内メモを送り、創業者のスティーブ・ジョブズ氏に敬意を表するとともに、社員らを「素晴らしい」と称賛した。クック氏の後任には、ジョン・ターナス氏が就く。
クック氏はアップルに30年近く在籍し、2011年からはCEOとして同社を率いてきた。ジョブズ氏ががんで死去するわずか数週間前に経営を引き継いだ。
ジョブズ氏は1998年にクック氏を採用。2005年までに最高執行責任者(COO)に昇格し、サプライチェーン管理者としての評価を確立した。
クック氏の下でアップルは世界で最も価値のある企業の一つとなり、31日時点の時価総額は4兆5000億ドル(約720兆円)を超えた。
クック氏は最終日となった31日に送ったメモの中で、「スティーブがかつて語ったように、私たちは『世界に大きなインパクトを残す』ことを可能にしてきた」と記した。
また「私の成功について語れることがあるとすれば、それはすべて皆さんのおかげだ」とし、「これほど素晴らしいチームを見たことも、共にしたこともない。日々それを実感する」と感謝を伝えた。
さらに「私はこの会社と、それを支えるチームを愛している」とした上で、「リーダーとして仕えられたことは大きな栄誉だ」と付け加えた。
クック氏は今後、同社の取締役会長となる。
1日付で就任するターナス氏は、ジョブズ氏以降でアップルを率いるわずか2人目のCEOとなる。2001年にデザインチームの一員として入社し、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長となった。(c)AFP