韓国・現代自動車、2030年に世界販売555万台へ…2028年から自動運転車・ロボット量産
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【09月01日 KOREA WAVE】韓国の現代自動車は、2030年の世界販売台数を555万台に拡大し、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)の強化とコスト削減を通じて営業利益率9%以上を目指す。2025年の413万8389台から約34%増となる。
同社は26日、ソウルで「2026 CEOインベスターデー」を開き、中長期戦略を発表した。2030年までに世界の生産能力を127万台増やし、全面改良や一部改良、派生モデルを含む新車100車種以上を投入する。このうち18車種以上は新たなカテゴリーのモデルとなる。
北米では生産能力を50万台増強し、2030年までにHEVの新車を10車種以上投入。HEVの販売比率を50%まで高める。欧州ではEV販売を2025年の11万6000台から2030年に42万台以上へ拡大する。中国法人も2030年までに50万台の販売を目標とする。
韓国内では蔚山のEV新工場を人工知能(AI)による品質管理や先端生産技術を備えた「ソフトウェア中心工場」として運営し、最初の生産車種を高級ブランド「ジェネシス」のGV90とする。現代自動車グループは韓国内に125兆ウォン(約13兆7500億円)を投資し、このうち50兆5000億ウォン(約5兆5550億円)をソフトウェア中心車両(SDV)、電動化、ロボティクス、水素などの未来事業に振り向ける。
ジェネシスはGV90やGV80ハイブリッド、EREV(航続距離延長型EV)などでラインアップを拡充し、2030年までに世界約40カ国で35万台の販売を目指す。
自動運転とロボット事業も本格化する。2028年にはエヌビディアとの協力による初のSDV量産車にレベル2+の自動運転技術を導入。2029年以降は独自のE2E自動運転モデル「アトリアAI」を量産車に順次採用し、最終的にレベル2+からレベル4まで広げる計画だ。
ロボティクスでは、ボストン・ダイナミクスの人型ロボット「アトラス」を2028年から米ジョージア州の生産拠点に投入する。同年から米国のロボティクス生産施設を稼働させ、年間3万台規模の生産体制を構築する。
バッテリーも内製化を進める。自社開発セルは従来のハイニッケル電池と同じエネルギー密度で出力を2倍に高め、充電時間を40%短縮したとしており、2027年発売予定のEREVに搭載する。価格を約30%抑えられるミッドニッケルNCM電池も2027年上半期から量産車に採用する。
現代自動車は2030年の営業利益率目標を従来の8~9%から9%以上へ引き上げた。株主還元では総株主還元率35%以上などの方針を維持し、役職員への報酬目的を除く約8000億ウォン(約880億円)相当の自己株式を全て消却する。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News