【9月1日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は8月31日、イランとの数週間ぶりの交戦を受け、イランを「激しく」攻撃すると表明した。

6か月にわたる戦闘の後も両国は膠着(こうちゃく)状態にあり、イランは戦略的要衝であるホルムズ海峡の閉鎖を継続。米国はイランの港に対する海上封鎖で対抗している。

米国は30日、ホルムズ海峡にあるイランの島を攻撃し、イラン側も中東の米軍目標を攻撃して直ちに報復した。

この激しい応酬により大規模な戦闘再燃への懸念が高まる中、トランプ氏は対抗措置をとると表明。FOXニュースの取材に応じたトランプ氏は、「彼らを激しく叩(たた)く」「報復措置をとる」と語った。

米国は、イランが重要航路に機雷を敷設するのを防ぐため、ララク島にあるイランのロケット発射装置を攻撃したと説明した。

イランはヨルダンとアラブ首長国連邦(UAE)を標的としたミサイルおよび無人機(ドローン)攻撃で応戦し、米軍を狙ったと発表したが、マスード・ペゼシュキアン大統領は31日、一転して対話を呼びかけた。

ペゼシュキアン氏はキルギスで開かれたサミットで「われわれは合意と理解の道を模索し続けており、戦争の継続はわれわれの利益にも地域の利益にもならないと信じている」と述べ、「既存の問題の解決策は対話と協力だ」と付け加えた。

イラン国営メディアは、ララク島に対する米国の攻撃で3人が死亡、数人が負傷したと報じた。

イラン革命防衛隊(IRGC)は、ヨルダンにある二つの米空軍基地を標的とした弾道ミサイル攻撃により「甚大な被害」を与えたと発表した。

しかしトランプ氏はFOXニュースに対し、発射されたミサイルは脅威とならないと判断された1発を除き、すべて撃墜されたと語った。ヨルダン軍は発射元を明らかにはしなかったものの、ミサイル8発を迎撃したと発表した。

イランはまた、UAEの空軍基地にいる米軍要員を標的にしたほか、ホルムズ海峡上空で米軍のドローン1機を撃墜したと主張した。

UAE当局は自国の領海上でドローンを迎撃したとしたものの、アルミンハド空軍基地が標的にされたとの主張については「根拠がない」として否定した。

革命防衛隊は31日夜、ホルムズ海峡上空で2機目の米軍ドローンを撃墜したと報告。イラン軍中央司令部は周辺国に対し、米国による攻撃のための領土使用を許可しないよう改めて警告した。(c)AFP/AFP teams in the Middle East and Washington