【9月1日 AFP】ネパールと中国の国境付近で発生した土石流と洪水の死者は8月31日、両国で955人に達した。これに加えて、インドではネパールから流れ込む川で、洪水の犠牲者とみられる17人の遺体が回収されている。行方不明者は4471人。

先月26日に発生した大規模災害で、ネパールでは939人の死亡が確認された。ネパール当局などによると、日本人5人を含む外国人592人の安否が確認されていない。全体では3925人が行方不明となっている。

一方、中国の国営メディアは16人が死亡、546人が行方不明だと伝えた。

悪天候が続く中、ネパールの被災地では懸命の救助や捜索活動が行われているが、川の増水に加えて道路や橋などのインフラが甚大な被害を受け、活動は難航している。

ヌワコット郡の被災地で救助活動を調整している警察官のハワディ氏は、AFPの取材に応じ、「課題が多すぎる。道路がなく、すべて流されてしまい、多くの地域にはアクセスできない」と語った。

また、水位の変化で救助計画の変更を余儀なくされていると述べ、「例えば、昨日は乾いていた地域が今日は完全に水没している」「予測不可能だ。洪水はいつでも起こる可能性がある」と現地の状況を説明した。(c)AFP