韓国化粧品ODMが世界市場で存在感…コスマックス・韓国コルマーが売り上げ上位
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【08月31日 KOREA WAVE】Kビューティーが世界市場で存在感を高める中、製品を生み出す「メイド・イン・コリア」の競争力も強まっている。韓国の化粧品ブランドが積極的に海外進出する一方、ブランドとともに成長してきたODM(相手先ブランドによる設計・製造)企業も世界市場で事業規模を拡大している。コスマックスと韓国コルマーはそろって世界のODM企業の売り上げ上位に入り、韓国の化粧品生産力を示している。
美容業界によると、2026年4~6月期の化粧品ODM売上高は、コスマックスが7949億ウォン(約874億3900万円)、韓国コルマーが6497億ウォン(約714億6700万円)、イタリアのインターコスが4億6580万ユーロ(約791億8600万円)の順だった。韓国コルマーは1~3月期に続いてインターコスを上回り、差をさらに広げた。
韓国コルマーの伸びが特に目立つ。2025年10~12月期には化粧品事業部門の売上高が3794億ウォン(約417億3400万円)で、インターコスの4417億ウォン(約485億8700万円)を623億ウォン(約68億5300万円)下回っていた。しかし2026年1~3月期は5024億ウォン(約552億6400万円)となり、3897億ウォン(約428億6700万円)のインターコスを逆転。4~6月期には差を1839億ウォン(約202億2900万円)まで広げた。
コスマックスも韓国内外の事業がそろって成長し、首位を固めた。4~6月期の連結売上高は前年同期比27.5%増の7949億ウォン(約874億3900万円)で、四半期として過去最高を記録した。韓国法人の売上高は5184億ウォン(約570億2400万円)と初めて5000億ウォンを突破。中国法人と米国法人もそれぞれ32.9%、79.4%増加し、米国法人は設立以来初の四半期営業黒字となった。
韓国コルマーもサンケアとスキンケアを中心に成長した。4~6月期の単体売上高は前年同期比31.2%増の4304億ウォン(約473億4400万円)、営業利益は44.3%増の708億ウォン(約77億8800万円)だった。世界的な多国籍企業からの受注や新製品発売が続き、サンケアブランドの需要拡大が業績を押し上げた。
両社の成長の背景には、世界の化粧品市場の変化がある。高級・プレミアムブランド中心だった市場で新興インディーズブランドの影響力が強まり、迅速な製品開発と多品種生産の能力が重要になっている。特にスキンケアとサンケアの需要が拡大し、これらの商品群に強みを持つ韓国ODM企業が恩恵を受けているとの分析だ。
一方、インターコスの成長は相対的に鈍かった。4~6月期の売上高は4億6580万ユーロ(約791億8600万円)で、前年同期比4.0%増にとどまった。1~3月期は前年同期比9.3%減となり、上半期の売上高も2.4%減少した。新興ブランド向けの売り上げは増えたものの、多国籍企業や流通企業向けが減り、韓国ODM企業との差が広がった。
Kビューティーの世界的な人気が、韓国ブランドの輸出拡大だけでなく、製品を開発・生産するODM産業の成長にもつながっているとの評価が出ている。韓国ODM企業は短くなった新製品の開発サイクルに対応して迅速に商品を投入し、スキンケアやサンケアなど需要の高い分野で多様な商品を生産することで、世界の顧客企業を増やしている。
業界関係者は「Kビューティーブランドの海外進出が増え、韓国ODM企業がグローバルブランドと直接協業する例も増えている」とし、「ブランド力だけでなく、迅速な開発力と生産対応力を備えた韓国ODM企業の競争力が世界市場で次第に際立っている」と話した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News