元部下のFIFA会長は「退任すべき」、UEFA前会長プラティニ氏
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【8月31日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)の前会長で、元フランス代表のレジェンドであるミシェル・プラティニ氏は30日、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、連盟を揺るがした一連の不祥事を受けて「退任すべきだ」と述べた。
インファンティーノ氏は、W杯などのFIFA主催大会に民間投資を導入しようとした計画がとん挫し、その後厳しい批判にさらされている。同氏はまた、W杯北中米大会で数々の物議を醸した問題についても猛批判を浴びている。
プラティニ氏は仏テレビ局キャナルプラスに対し、「経済的な問題は別の話だが、インファンティーノは失格だ。なぜなら彼は競技規則の保証人でありながら、それを遵守しなかったからだ」と語った。
プラティニ氏は、W杯で実施されたいわゆる「給水タイム(ハイドレーション・ブレーク)」を非難。これはしばしば4分間にも及び、放映権を持つ放送局によるCM挿入に利用されていた。
同氏はさらに、規定の最大15分を大幅に超えた決勝のハーフタイムショーや、ドナルド・トランプ米大統領からインファンティーノ会長に電話が入り、米代表FWフォラリン・バログンに科されていたレッドカードによる出場停止処分をFIFAが撤回したことによる騒動にも言及した。
プラティニ氏は「CM挿入はルールにない。決勝での30分間に及ぶハーフタイムもルールにない。そしてレッドカード(の撤回)、あれは最悪だ」と述べた。
プラティニ氏はさらに、かつて自身の下でUEFA事務局長を務めていたインファンティーノ氏について、「金と権力を愛していることは昔から知っていた」「彼は(ルールの)保証人でありながら、それを尊重していない。退任すべきだ」と付け加えた。
プラティニ氏は、UEFA会長を務めていた2015年にFIFAのゼップ・ブラッター前会長から200万ドル(約3億2000万円)の不正な支払いを受けたとして告発され、ブラッター氏の後任としてFIFAトップの座を狙っていたところで失脚した。
プラティニ氏は2025年、最終的にすべての嫌疑について無罪となったが、当時は辞任を余儀なくされ、インファンティーノ氏がその好機を捉えて2016年にFIFA会長に選出された。
「彼が私を引きずり下ろしたわけではない。彼はそこから利益を得たのだ」とプラティニ氏は語った。
「しかし今や世界中で彼に対する多くの捜査が行われており、彼が特定の問題をどのように把握していたかについて騒がれている。今後どうなるか見ものだ」(c)AFP