ソウル市広津区のトゥクソム漢江公園プールで水遊びをし、暑さをしのぐ市民=2026年7月26日(c)news1
ソウル市広津区のトゥクソム漢江公園プールで水遊びをし、暑さをしのぐ市民=2026年7月26日(c)news1

【08月31日 KOREA WAVE】2026年夏に約40万人が利用したソウルの漢江公園にあるプールと水遊び場が、水質検査でいずれも「適合」と判定された。ただ、一部施設では水素イオン濃度(pH)や残留塩素、総大腸菌群の数値が法定基準の上限に達していた。

ソウル市がイム・ギュホ市議に提出した資料によると、6月19日から8月5日までに計7回実施した検査で、トゥクソム、汝矣島のプールと、蚕室、広ナル、蘭芝、楊花の水遊び場はいずれも水質基準を満たした。

現行の体育施設法施行規則では、プールの遊離残留塩素を0.4~1.0ミリグラム/リットル、pHを5.8~8.6に維持するよう定めている。総大腸菌群については、10ミリリットルの試料5個のうち陽性が2個以下、結合残留塩素は0.5ミリグラム/リットル以下でなければならない。

ただ、蚕室では6月29日にpHが上限の8.6を記録。楊花では7月29日、遊離残留塩素が1.0ミリグラム/リットル、結合残留塩素が0.5ミリグラム/リットルとなり、それぞれ法定上限に達した。

蘭芝では7月14日の総大腸菌群検査で、5試料のうち2試料が陽性となり、適合判定を受けられる最大値だった。汝矣島でも7月22日に2試料が陽性となった。

総大腸菌群は水質の衛生状態を判断する指標の一つで、検出量が多いほど、ふん便や外部の汚染源などによる微生物汚染の可能性が高まったことを意味する。

蘭芝と汝矣島では、その後の検査で総大腸菌群は検出されなかった。ソウル市は、すべての結果が法定許容範囲内だったため、再検査や追加措置は実施しなかった。

市関係者は「水質管理は毎日実施しており、試料を採取する状況によって結果が変わることもある。すべて適合判定を受けており、基準に従って管理している」と説明した。

ソウル市によると、6月19日の開場から8月初めまでに漢江公園のプールと水遊び場の利用客は40万人を超えた。猛暑で利用者が殺到し、安全や水質管理への懸念が高まったことを受け、市は7月末からヒ素、水銀、アルミニウムなどを検査項目に追加した。

市は今週までに計10回の検査を終え、8月30日にプールの営業を終了する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News