【08月31日 KOREA WAVE】
7月10日、ソウル中央地裁で開かれた政治資金法違反などの罪に関する公判に出廷するハン・ハクチャ(韓鶴子)総裁(c)news1
7月10日、ソウル中央地裁で開かれた政治資金法違反などの罪に関する公判に出廷するハン・ハクチャ(韓鶴子)総裁(c)news1

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と韓国政界の癒着疑惑を巡り、政治資金法違反や特定経済犯罪加重処罰法違反(横領)などの罪に問われた旧統一教会トップのハン・ハクチャ(韓鶴子)総裁に対する第1審の判決公判が31日午後、ソウル中央地裁で開かれる。特別検察官チームは先月の論告求刑公判で、ハン・ハクチャ氏に対し計13年の懲役刑を求刑している。

起訴状などによると、ハン・ハクチャ氏は教団幹部らと共謀し、2022年1月に当時の与党「国民の力」の元議員に現金1億ウォン(約1100万円)の政治資金を渡したほか、同年3〜4月には教団資金約1億4400万ウォンを与党議員らに寄付したとされる。さらに同年7月、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領(当時)の妻キム・ゴニ(金建希)氏側に高級ダイヤモンドネックレスなど計8000万ウォン相当の金品を供与した疑いや、これらの資金捻出のために教団マネーを横領した罪などに問われている。

また、2022年10月に米ラスベガスでのカジノ遠征賭博疑惑に関する捜査情報を得た後、証拠隠滅を指示したとされる罪も含まれている。

特別検察官チームは先月の論告で「違法な政教癒着と国政介入を厳罰に処すべきだ」として、政治資金法違反の罪で懲役5年、横領などの罪で懲役8年をそれぞれ求刑した。一方、ハン・ハクチャ氏は最終陳述で「金で権力を求めたことはない」と潔白を主張しつつ、「リーダーとして多くの点で本意ではない騒動を引き起こしたことを深くおわびする」と述べていた。

ハン・ハクチャ氏は、健康上の理由から勾留の執行停止決定を受け、現在は病院に入院している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News