韓国・現代自動車、日本販売23.7%増…小型EV「インスター」がけん引
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【08月31日 KOREA WAVE】韓国・現代自動車が、小型電気自動車(EV)のSUV「インスター」(韓国名キャスパー・エレクトリック)をけん引役に、2026年上半期の日本販売台数を前年同期比で20%以上伸ばした。
日本輸入自動車組合(JAIA)によると、現代自動車の上半期の日本での新規登録台数は542台で、前年同期の438台から23.7%増加した。乗用車は530台で28.0%増え、外国系乗用車ブランドの順位も前年同期の20位から18位に上昇した。
販売増をけん引したのが、2025年1月に日本で発売されたインスターだ。上半期に320台が登録され、現代自動車の日本販売全体の59.0%を占めた。同社が日本で販売するコナ・エレクトリック、アイオニック5、アイオニック5 N、ネッソを含む5車種の中で最も多かった。
インスターは全長3830ミリ、全幅1610ミリとコンパクトで、日本の狭い道路や駐車環境に適した車体を採用。ニッケル・コバルト・マンガン(NCM)電池を搭載し、1回の充電で最大458キロ走行できる。価格は284万9000円からで、若者や退職後の高齢者を中心に月平均50~60台が売れている。
インスター効果もあり、現代自動車の2025年の日本販売台数は前年比89%増の1169台となり、日本再進出後初めて年間1000台を突破した。同社は2001年に日本市場へ参入したものの、販売不振で2009年に乗用車販売から撤退。EVと燃料電池車を中心にラインアップを再編し、2022年2月に乗用車市場へ再参入した。
一方、今後の競争要因となるのが中国BYDの軽EV「ラコ」だ。BYDは2026年7月28日、日本市場向けに開発したブランド初の軽EVとして発売した。
ラコの価格は214万5000円からで、日本で販売される軽EVとして最も安い。日本の軽自動車規格に合わせて全長3400ミリ、全幅1480ミリ未満とし、電動スライドドアも採用した。比較的安価なリン酸鉄リチウム(LFP)電池を搭載し、航続距離は最大320キロとなっている。
発売2週間で累計契約台数は1000台を超えた。BYDは2026年末までにラコ1万台の販売を目標としている。これは日本の軽EV販売首位、日産「サクラ」の上半期販売台数4972台の約2倍に当たる。
日本の自動車専門メディア「カービュー」は、ラコが発売直後から大きな注目を集めている一方、整備網の不足や中国ブランドに対する低い信頼度を克服できるかが課題だと指摘している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News