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【08月31日 KOREA WAVE】韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領が、経済副首相や国土交通省など6省庁と大統領府の空席となっていたスタッフを対象に人事を発表した。第1期内閣がベテラン議員を前面に立てて国政の安定を重視したのに対し、第2期内閣では30代の閣僚候補や与党周辺勢力の人物を抜てきするなど、大胆な人選が目立った。

一方、不動産・経済分野ではトップを交代させながらも内部昇格を採用し、政策の継続性を重視した。

副首相兼財政経済相にはイ・ヒョンイル財政経済省第1次官、国土交通相にはホン・ジソン第2次官をそれぞれ指名した。

イ・ヒョンイル氏は企画財政省で経済政策局長、大統領秘書室経済政策秘書官、企画財政省次官補などを歴任した経済・金融分野の官僚。ホン・ジソン氏は京畿道の鉄道港湾物流局長や都市住宅室長などを務め、国土交通分野で経験を積んできた。イ・ジェミョン大統領が京畿道知事だった時期にも共に仕事をしている。

今回の人事は、トップの交代で組織の刷新を図る一方、内部昇格によって政権発足後に進めてきた不動産政策の一貫性と、経済政策の予測可能性を維持する狙いがあるとみられている。

不動産政策が変化するとの見方も出たが、イ・ジェミョン大統領は人事発表後、X(旧ツイッター)で「国民主権政府は国を滅ぼしかねない不動産投機を、どんな手段を使ってでも必ず打破する」と強調し、これまでの政策を維持する考えを示した。

今回の人事では若い女性の抜てきも目立った。性平等家族相には基本所得党のヨン・ヘイン議員、中小ベンチャー企業相には韓国与党「共に民主党」のイ・ソヨン議員を指名した。

1990年生まれで36歳のヨン・ヘイン氏が国会の人事聴聞会を通過すれば、韓国史上最年少の閣僚となり、初の1990年代生まれの閣僚が誕生することになる。1985年生まれで41歳のイ・ソヨン氏も、就任すれば歴代最年少の中小ベンチャー企業相となる。

今回の人事では、イ・ジェミョン大統領が掲げる与党周辺勢力との協力姿勢も表れた。ヨン・ヘイン氏の起用に加え、大統領府のAI未来企画首席には祖国革新党のイ・ヘミン議員を任命した。グーグルのエンジニア出身で、人工知能(AI)分野の専門性を持つ人物と評価されている。

第22代国会後半期の国会議長に選出されたチョ・ジョンシク議員の後任となる大統領政務特別補佐官には、キム・ギョンス元地方時代委員長を内定した。ムン・ジェイン(文在寅)元大統領に近い人物とされるキム氏の起用は、党内融和も考慮した人事との評価が出ている。

法相には韓国与党「共に民主党」のキム・スンウォン議員を抜てきした。元判事で、国会法制司法委員会の幹事を務めている。大統領秘書室のカン・フンシク室長は、刑事司法制度改革への理解を踏まえ、被害者の権利保護と新たな刑事司法制度の早期定着に期待を示した。

国防相には陸軍士官学校出身のカン・シンチョル駐サウジアラビア大使を指名した。国家安保室安保国防戦略秘書官、合同参謀本部作戦本部長、韓米連合軍副司令官などを歴任している。

また、大統領府のメガプロジェクト補佐官にはイ・ウォンジュ気候エネルギー環境省エネルギー転換政策室長を抜てきした。ハ・ジョンウ元AI未来企画首席は、イ・ジェミョン大統領が委員長を務める国家AI戦略委員会の副委員長に就き、政府のAI政策に関与する見通しだ。

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