【8月31日 AFP】ネパールと中国の国境付近で発生した土石流と洪水の死者は30日、両国で797人に達した。これに加えて、インドではネパールから流れ込む川で、洪水の犠牲者とみられる7人の遺体が回収されている。行方不明者は依然として3000人を超えている。

ネパールでは、インドや中国、韓国から派遣された救助隊のほか、軍や地元警察が生存者の捜索を継続しているが、悪天候により川が増水し、救助活動は難航している。

ネパール当局などによると、日本人5人を含む外国人592人の安否が確認されていない。全体では2502人が行方不明となっている。一方、中国の国営メディアは546人が行方不明だと伝えた。

ネパール赤十字社は、ネパールの被災者数が最大9万3000人にのぼるとしている。シシル・カナル外相は復興費用が数十億ドル(数千億円)に達するとの試算を明らかにした。

英国は680万ドル(約11億円)の人道支援を発表した。国連や欧州連合(EU)に加え、米国やカナダ、マレーシアなどの各国も支援を表明している。(c)AFP