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【08月31日 KOREA WAVE】韓国で、大学生が課題や発表などに生成AIを利用した場合、利用した事実や出典を明らかにし、教員側も授業ごとにAIをどこまで使えるかをシラバスなどに明示するよう求める政府レベルのガイドラインが確定した。

韓国教育省と韓国大学教育協議会は24日、「大学AI活用倫理ガイドライン」を各大学に公文書で配布し、同日、全文をホームページでも公開した。

今回のガイドラインは、両機関が2月に大学や専門家から意見を募るため公開した案を補完した最終版だ。当初案では「学問的誠実性」「人間中心性と責任性」「透明性と信頼性」「公正性」「情報保護とセキュリティー」の5原則を示しており、最終版でも基本的な枠組みは維持された。

具体的には、教員は授業の目的に応じてAI利用を「使用禁止」「限定的使用」「使用許可」に区分できる。利用できる範囲や課題・試験の評価基準、盗用・不正行為の判断基準、出典の表記方法などをシラバスに明記するよう求めた。

AI利用が認められている授業でも、AIが生成した内容を検討・修正せず、そのまま提出した場合は不正行為と判断される可能性がある。

学生がAIを利用した場合は、その事実や使用範囲などを明らかにしなければならない。教員は必要に応じ、使用したAIツールや利用した段階、入力したプロンプト、生成物をどのように再構成したかなどの提出を求めることもできる。

試験については、AIを使った不正行為の可能性を減らすため、対面方式を推奨した。オンライン試験では、個人的な経験や総合的な思考を求める記述式問題を活用し、必要に応じて口頭面接など別の確認手続きも併用するよう示した。

AI判定プログラムだけを根拠に学生を処分してはならないとの原則も盛り込まれた。判定ツールには精度や信頼性に限界があるため、結果は参考資料としてのみ使い、学術上の不正行為を認定する決定的な証拠とはしないよう求めた。

教育省と韓国大学教育協議会は、今回のガイドラインを基に、各大学が学生など学内構成員の意見を集め、独自の指針を追加・補完して運用できるようにした。

ガイドラインは必要に応じて改定する。教育省関係者は「必要な部分があれば随時更新する予定だ」と説明した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News