反米・イスラエルで結束を イラン最高指導者、中東諸国に呼びかけ
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【8月30日 AFP】イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は30日、中東での紛争勃発から6か月を迎えるに当たり書面で声明を発表し、地域のイスラム諸国に対し、米国およびイスラエルに対抗して結束するよう呼びかけた。
2月28日の開戦直後に父親のアリ・ハメネイ師が殺害されて、最高指導者となったモジタバ師は、就任後、一度も公の場に姿を見せておらず、当局も同師の動画や音声などを一切公開していない。
モジタバ師は「イスラム諸国の問題の解決策は、善の道における言動の一致、友情、そして協力である」と述べた。
また「いかなる立場にあろうとも、知ってか知らずか、意図的かそうでないかを問わず、イスラム教徒の間に分断を生じさせ、イスラム社会に紛争を引き起こすような行動をとる者は誰であれ、イスラムの敵の目的に奉仕したことになる」とも付け加えた。
モジタバ師は地域諸国の指導者らに対し、米国とイスラエルを指して「真の敵を認識し、その計画を理解した上で立ち向かえ」と呼びかけた。
30日の声明発表は、シーア派イスラム教徒が預言者ムハンマドの生誕を祝う日と重なった。
イランはこれまで、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダン、クウェート、カタール、バーレーンなど中東全域の米軍基地を標的に攻撃を実施した。これらの国々との関係は、これらの攻撃をきっかけに悪化している。
国家の主要政策に関する最終決定権を持つモジタバ師はまた、イランの政府高官や国民に対し、不和を横に置き、イスラエルと米国に対抗して一つになるよう呼びかけた。
28日に発表された別の声明では「社会の結束を損なういかなる行動も禁止されていると断固として宣言する」とも述べていた。
また同日、数か月にわたる米海軍の海上封鎖や、生活を直撃している長年の壊滅的な制裁を受け、イラン経済の段階的な脱ドル化と、成長を支援するための経済生産の拡大も呼びかけた。(c)AFP