韓国市場で存在感増す中国EC・コスメ…Kビューティーの成長戦略を吸収
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【08月30日 KOREA WAVE】中国系ECの「Cコマース」と中国コスメの「Cビューティー」が、Kビューティーの成長手法を急速に取り入れ、韓国市場で存在感を高めている。Cコマースは中国製品を韓国で販売するだけでなく、韓国商品を確保して海外へ流通させる方向へ転換。Cビューティーは韓国の製造技術を活用し、商品力やデザインを強化して世界市場への進出を進めている。
流通業界によると、中国最大級の電子商取引企業JD.comは最近、韓国商品の仕入れを専門に担当する法人を設立し、韓国の消費財企業との取引を拡大している。韓国企業から商品を直接仕入れ、自社プラットフォームで販売する仕組みで、中国国内のベンダーや代理店を経由していた従来の流通構造を簡素化した。
実際の契約も相次いでいる。JD.comは12日、韓国の消費財企業約200社が参加した出店説明会で、イーランドグループや現代ホームショッピングなど9社と年内に計150万ドル規模の製品輸入契約を結んだ。
アリエクスプレスも韓国商品の海外販売を拡大している。「グローバル・セリング・プログラム」を通じ、「K-Venue」に出店する販売者が韓国内だけでなく海外市場でも商品を販売できるよう支援している。Temuもローカルセラーを増やし、韓国商品の確保を進めている。
こうしたCコマースの戦略転換は、韓国商品を中国国内だけで消費するのではなく、世界の流通網に乗せようとする動きとみられる。Kカルチャーの人気が続くなか、KビューティーやKファッションなどの韓国消費財を新たな成長の柱として活用する狙いがある。
Cビューティーも、Kビューティーが成長過程で活用してきた戦略を積極的に取り入れている。韓国の研究人材を採用し、韓国の化粧品ODM企業と協業して商品の完成度を高めるほか、迅速な商品化や華やかな容器デザイン、SNSのメークコンテンツを組み合わせ、若年層の取り込みを図っている。
特にカラー化粧品分野で成長が目立つ。2025年の中国の基礎化粧品・カラー化粧品の輸出額は世界6位となり、2020年の8位から5年間で2つ順位を上げた。カラー化粧品は国ごとの肌の色やメーク文化、気候、使用習慣に合わせた現地化が重要な分野だ。
韓国でもCビューティーを選ぶ消費者が増えている。韓国関税庁によると、2026年1~6月のスキンケアやメーク用品などを含む中国化粧品の輸入額は8395万ドルで、前年同期比28.3%増加した。2025年の年間輸入額は1億4638万ドルで、前年比29%増えた。韓国ウォン換算では初めて2000億ウォンを超えた。
業界では、Cビューティーの成長方法がKビューティーに次第に似てきたとの見方が出ている。Kビューティーがスキンケアを中心に商品力を高め、ODMの生産基盤やコンテンツ、現地化戦略を組み合わせて世界市場を広げてきたように、Cビューティーも商品開発やデザイン、SNSマーケティングを急速に強化しているという。
業界関係者は「中国企業は以前と比べて商品力とデザインを急速に高めており、特にカラー化粧品では競争力がかなり強くなった」と指摘。「Kビューティーも従来のスキンケア分野の競争力を維持しながら、カラー化粧品やデザインの差別化、国別の消費者の好みを反映した現地化戦略を強化する必要がある」と話した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News