【8月30日 AFP】中国・チベット自治区を襲った土石流による死者が16人となり、依然として546人が行方不明となっている。中国国営メディアが30日、地元当局者の話として伝えた。

チベットを管轄する中国当局とネパール側の発表を合わせると、行方不明者の総数は3000人近くに上り、これまでに691人の遺体が収容されている。

中国国営中央テレビ(CCTV)によると、当局は自国側の死者数を7人から16人に引き上げ、546人が依然として行方不明になっていると発表した。

CCTVによると、行方不明者のうち261人は外国人で、その内訳はネパール人が104人、インド人が49人、ラトビア人が33人、米国人が18人などとなっている。

また、土石流の被害を受けたチベットの吉隆県について、「地域全域にわたる複数回の包括的な調査、現場での確認、国境検問所での個別確認」を経た結果、足止めされている外国人観光客はいないと付け加えた。

中国当局はこの日、災害の原因についても特定しており、国営新華社通信によると、北京時間の8月26日午前10時52分(日本時間同日午前11時52分)ごろ、ネパールのリルン峰南側斜面にある氷河が崩落し、氷岩雪崩が発生したと専門家らが結論付けた。(c)AFP