韓国政府、米中首脳会談控え「韓国抜き」回避へ…米朝対話巡り対米・対中外交に難題
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【08月30日 KOREA WAVE】1カ月後にワシントンで開かれる米中首脳会談が、米朝対話再開に向けた重要な外交上の節目になるとの見方が出ている。トランプ米大統領が習近平中国国家主席に対し、北朝鮮を対話に復帰させるための役割を求める可能性があり、韓国政府には協議から取り残されないための対米・対中外交が求められている。
トランプ氏と習氏は9月24日に米国で会談する予定だ。トランプ氏がキム総書記との年内会談を目標に掲げていることから、北朝鮮外交を巡る議論が交わされる可能性がある。
韓国政府には、米国と米朝交渉の目標や段階的な手順、議題を事前に調整し、今後の対話局面で発言力を確保する必要がある。専門家は、核・ミサイル実験の中止や核物質生産の凍結を初期措置とする場合でも、それ自体を最終合意とせず、非核化へ向かう中間段階と明確に位置付けるべきだと指摘する。北朝鮮を事実上の核保有国として認める展開を防ぐ狙いもある。
最近の韓米合同軍事演習の大幅縮小などを巡り、韓米間の足並みの乱れと受け止められかねない動きも出ている。梨花女子大学のパク・ウォンゴン教授は「米朝対話が望ましくない方向へ進まないための最善の安全装置は韓米関係の回復だ」とし、対話の時期や方式、内容について緊密に連携する必要性を強調した。
一方、中国には北朝鮮を対話に導く具体的な役割を求める必要がある。専門家からは、今後の米朝会談を中国で開く案を探り、中国に仲介役を担わせる構想も出ている。11月には中国・深圳でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれる予定で、米中首脳会談からAPECへ続く外交日程を活用すべきだとの指摘もある。
ただ、中国の姿勢には注意が必要だ。5月の米中首脳会談後、ホワイトハウスは両首脳が「北朝鮮の非核化」という共通目標を確認したと発表したが、中国側の発表には非核化への言及がなかった。
また、王毅中国外相が19日の韓中外相会談で韓国と北朝鮮を「二つの国」と表現したことも議論を呼んだ。韓国外務省は中国の朝鮮半島非核化方針に変化はないとみているが、こうした表現が中国の公式な対外メッセージとして定着しないよう、非核化と南北関係に関する韓国政府の原則を明確に伝える必要があるとの声が出ている。
シン・ボンギル元国立外交院外交安保研究所長は、中国の影響力によって北朝鮮から一部譲歩を引き出せれば前向きだとしながらも、短期間で完全な非核化を実現するのは難しく、最終的にはどの水準で妥協するか、その過程で韓国政府がどこまで立場を反映できるかが重要だと指摘した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News