2026年7月1日、韓国・ソウル江南区のCOEXで開かれた「インターチャーム・コリア」でブースを見て回る来場者(c)news1
2026年7月1日、韓国・ソウル江南区のCOEXで開かれた「インターチャーム・コリア」でブースを見て回る来場者(c)news1

【08月29日 KOREA WAVE】韓国政府が国内の主要観光地をKビューティーの輸出拠点として活用する。地域の中小ブランドの化粧品を外国人観光客が実際に体験・購入し、帰国後もオンラインで再購入できる仕組みを整える。

オリーブヤングや免税店など大手流通網への参入が難しい中小・インディーズブランドと外国人消費者を直接つなぐのが狙いで、化粧品業界の新たな販路になると期待されている。

韓国中小ベンチャー企業省などによると、同省は2026年の「Kビューティー輸出拠点育成事業」の対象地に慶尚北道慶州市と済州を選び、10~11月ごろに拠点を開設する計画だ。

外国人観光客が多く訪れる地域でKビューティー製品を体験・販売するほか、海外バイヤーとの商談、認証、通関、物流支援まで一体的に提供する。

外国人観光客はポップアップストアなどで製品を直接試し、その場で購入できる。商品にはオンライン購入ページにつながるQRコードなどを付け、帰国後にも再購入できるようにする予定だ。

中小ベンチャー企業省の関係者は「外国人観光客が現地で製品を購入できるだけでなく、QRコードでオンライン購入したり、帰国後に再び買ったりできるようにする予定だ」と説明した。

企業間取引(B2B)では海外バイヤーを別途招き、参加企業と1対1で結び付ける。商品や輸出条件について話し合い、現地またはその後の協議を経て契約につなげる仕組みだ。

事業の成果は訪問者数や現地販売額だけでなく、バイヤーとの商談件数や商談額、実際の輸出契約額まで集計する。

同省の関係者は「大手ビューティーチャネルや免税店には一般の中小ブランドが入店しにくい場合が多い。今回の事業は地域原料を活用する中小ブランドなどにも外国人消費者やバイヤーと接する機会を提供する点が特徴だ」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News