MBC報道画面(c)news1
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【08月29日 KOREA WAVE】韓国・慶尚北道慶山市で同じ中国籍の女子留学生を殺害し、遺体を損壊した疑いで身柄を拘束された中国人大学講師(31)を巡り、中国で「本国に送還し、中国の法律で厳しく処罰すべきだ」との声が広がっている。

中国のSNS「微博(ウェイボー)」などでは28日、容疑者を中国に送還して処罰するよう求める投稿が拡散した。

「本人は韓国にいたいだろう。韓国は数十年間、死刑を執行していないため、中国に送還して中国の法律で処罰すべきだ」「韓国で裁判を受ければ死刑を免れられることを知っている」などの反応が相次いでいる。

韓国には死刑制度があるものの、1997年12月以降は執行されておらず、国際社会では「事実上の死刑廃止国」に分類されている。一方、中国では現在も死刑が執行されている。

今回の事件は、被害者の中国人女子留学生(25)が行方不明になった当初から中国でも大きな関心を集めた。卒業式に出席するため韓国を訪れていた被害者と連絡が取れなくなると、家族は中国のSNSで行方不明になったことを知らせ、情報提供を呼びかけた。

関連する投稿が急速に拡散し、中国でも被害者の安否に関心が集まった。その後、殺害されたことや具体的な犯行状況が伝わると、中国国内の世論はさらに高まった。

韓国警察が容疑者の個人情報を公開するかどうか決定する前から、中国では容疑者の実名や写真、出身地域などの個人情報が急速に広まった。

警察によると、中国籍の大学講師は20日、慶尚北道慶山市の自宅で被害者を殺害した後、遺体を損壊し、複数の地域に遺棄した疑いが持たれている。

容疑者は犯行後、被害者の足取りを偽装し、自ら行方不明届を出したことも捜査で判明した。警察は殺人と偽計による公務執行妨害の疑いを適用し、27日に容疑者の身柄を拘束した。

容疑者は警察によるサイコパス診断検査も拒否した。警察はプロファイラー2人を投入して検査する予定だったが、容疑者が当初の同意を撤回したため実施できなかった。

サイコパス診断検査には容疑者本人の同意が必要で、強制することはできない。警察は容疑者が再び同意した場合、検査を実施するか判断する方針だ。容疑者は弁護士を選任し、警察の取り調べで法的な支援を受けているという。

警察はこのほか、まだ収容できていない被害者の遺体の捜索に捜査力を集中している。

容疑者の供述や防犯カメラ映像、移動経路などをもとに、慶山市や慶州市、京畿道軍浦市など、遺体を遺棄したとみられる地域を捜索。実際の移動経路と照合し、正確な遺棄場所を特定する作業も進めている。

警察は被害者の遺体を収容した後、司法解剖などで正確な死因や死亡時期を特定し、容疑者の供述と一致するか確認する方針だ。

警察関係者は「被害者の遺体を可能な限り収容することに力を注いでいる」とし、「容疑者の供述だけでなく、客観的な証拠をもとに犯行の動機や具体的な事件の経緯を確認する方針だ」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News