【8月29日 AFP】ナイジェリアの法執行機関「経済金融犯罪委員会(EFCC)」は28日、米国の10代の少年らを標的に「セクストーション(性的脅迫)」を行い、自殺に追い込んだとされるナイジェリア人の男2人の身柄を拘束し、米国に引き渡したと発表した。

EFCCは、ムダシル・アフィーズ・オラワレ容疑者とアデボラ・フェスタス・アデクンレ容疑者の身柄引き渡しを26日に承認したと述べた。

2人は「米国に住む10代の少年2人にセクストーションを行い、自殺に追い込んだとして米国で起訴される」という。

EFCCがX(旧ツイッター)に投稿した声明によると、米連邦捜査局(FBI)が主に13~17歳の少年を標的としたセクストーション事件を捜査する中で、容疑者2人の身元が特定された。

被害に遭った少年のうち2人が、オンライン上で性的搾取とセクストーションを受けた末に自ら命を絶った。

あるケースでは、13歳の少年がインスタグラムのダイレクトメッセージを通じて容疑者から連絡を受け、裸の写真を交換しようと持ちかけられた。

FBIによると、容疑者はその後、少年の裸の写真をインスタグラム上の知り合いに拡散すると脅し、金銭を要求した。

EFCCによると、少年が自殺する意思を示しても、容疑者からメッセージは届き続けたとされる。

インスタグラムの親会社である米IT大手メタは、オンライン上で未成年者を適切に保護できていないとして、各国政府から批判されている。

メタは26日、米国内の18歳未満のユーザーによる自社のSNSプラットフォームの利用を制限する方針を示した。(c)AFP