イランでガソリン不足、米国の港湾封鎖で輸入不可能に 副大統領
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【8月28日 AFP】イランのモハンマドジャファル・ガエムパナ副大統領(行政担当)は26日、米軍によるイランの港湾封鎖の影響でガソリンの輸入が不可能になり、国内生産の不足分を補うことができなくなっていると明らかにした。
国営イラン通信(IRNA)によると、ガエムパナ副大統領は「ガソリンの国内生産が不足している上、米軍の海上封鎖により輸入することもできない」と述べた。
米国がイランとの戦いで正規戦から経済戦に重点を移す中、イラン国内のガソリンスタンドには連日長蛇の列ができている。
24日にはイランのモフセン・ハジミルザイ大統領首席補佐官がガソリンの割当量を見直す方針を明らかにした。
2月28日に始まったイランと米国の戦いでは、イラン側がエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の実効支配を主張する一方、米国側は対抗措置としてイランの港湾を海上封鎖している。
ガエムパナ副大統領はまた、イランにおけるガソリン価格を格安に抑えるための補助金制度を批判。
「現行制度は不公平だ。車を複数台所有する富裕層ばかりが補助金の恩恵を受け、車を持てない貧困層に恩恵が行き渡っていない」と不満を示した。
イランは世界有数の産油国で、長年にわたって手厚いガソリン補助金を支給して世界で最も安い水準のガソリン価格を維持してきた。補助金の見直しは、政治的に極めて過敏な問題となっている。(c)AFP