【8月28日 AFP】韓国は28日、日本および米国との共同軍事演習を9月に実施すると発表した。米国は、北朝鮮との対話を促す狙いがあるとみられており、韓国との軍事演習を縮小していた。

韓国合同参謀本部によると、日米韓3か国は9月7日から11日に、韓国済州島東部および南部の公海上で、北朝鮮を標的とした演習「フリーダム・エッジ」を実施する。

合同参謀本部は声明で、「この演習は、北朝鮮の核およびミサイルの脅威に対応し、地域の平和と安定を守るために3か国が毎年実施している防御的演習だ」と述べた。

韓国の聯合ニュースによると、この多領域演習には洋上ミサイル防衛、対空・防空訓練、対潜水艦戦、サイバー防衛などが含まれる見通し。

フリーダム・エッジは、2024年6月に初めて実施された。

今回の発表を前に、ドナルド・トランプ米大統領は今月、両国の年次演習「ウルチ・フリーダム・シールド」の実施期間を11日間から5日間に縮小するよう命じていた。

米国が北朝鮮との対話再開を模索する中、トランプ氏は当時、この演習は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記にとって「非常に侮辱的」であるとし、金氏は「非常に分別ある行動をとっている」と語っていた。

トランプ氏の歩み寄りにもかかわらず、北朝鮮は対話に応じる兆しをほとんど見せておらず、ミサイルを発射したほか、縮小された演習や、米国による韓国への武器売却の承認、北朝鮮の人権侵害を記録するプログラムへの資金提供計画を非難している。(c)AFP