韓国のキンパ、1本4000ウォン時代に…食材費高騰で庶民も店主も悲鳴
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【08月28日 KOREA WAVE】韓国で代表的な庶民の食べ物とされるキンパの価格が上昇している。コメや卵、のりなど主要食材の値上がりに加え、人件費や賃料の負担も重なり、消費者と零細自営業者の双方から苦悩の声が上がっている。
ソウル・江南区の軽食店を最近訪れた会社員の28歳男性は、キンパ1本とラーメン1杯を注文し、計1万2000ウォン(約1320円)を支払った。
男性は「普通のキンパなのに4500ウォン(約500円)もして驚いた」とし、「昼食を簡単に済ませるなら、軽食店へ行くよりコンビニで三角キンパとカップ麺を食べた方がよさそうだ」と話した。
韓国消費者院の価格情報総合ポータル「チャム価格」によると、6月のソウル地域におけるキンパ1本の平均価格は3838ウォン(約420円)で、前年同月から5.9%上昇した。
同じ期間の主な外食品目の値上がり率は、サムギョプサルが4.3%、カルグクスが3.6%、冷麺が2.8%で、キンパの上昇幅が最も大きかった。
値上がりの主な要因として挙げられるのが食材費の上昇だ。キンパに使われるコメや卵、のりなど農畜水産物の価格が相次いで上がり、1本を作るための原価そのものが高くなった。
価格引き上げの負担は、キンパを販売する自営業者にも重くのしかかる。専門家は、零細自営業者にとって値上げは利益を増やすためというより、膨らむコストを吸収するためのやむを得ない選択という側面が強いと分析している。
淑明女子大学消費者経済学科のチェ・チョル教授は「食材費や人件費などを考えると、値上げしなければ事業を維持できないと判断したのだろう」と説明した。
そのうえで「キンパは代表的な庶民の食べ物だという消費者の認識があり、値上げへの抵抗感が強い。価格を上げたからといって、販売する側に有利な構造ではない」と指摘した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News