韓国サムスン「Galaxy Z Flip8」販売苦戦…Z8シリーズの1割未満との声
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【08月28日 KOREA WAVE】韓国サムスン電子の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z8」シリーズで、消費者の選択が「Fold8」に集中する一方、クラムシェル型の「Flip8」が苦戦している。一部の携帯電話販売店では、Z8シリーズの販売台数に占めるFlip8の割合が10%にも満たないとの声が出ている。
通信・流通業界によると、Z8シリーズの発売後、消費者の人気はFold8に集中している。Fold8 Ultraが続き、Flip8は販売現場で存在感が薄れているとの評価が出ている。
ある携帯電話販売店の関係者は「事前予約ではZ8シリーズを100台販売すると、Flip8は3~4台程度だった。正式発売後はFlip8を求める顧客がさらに減った」と話した。複数の通信会社関係者も、実際の販売ではFlip8がZ8シリーズ3機種の中で最も低調だとしている。
Flip8の苦戦は事前予約の段階から表れていた。LGユープラスの事前予約では、Fold8が67.4%を占め、Fold8 Ultraが17.1%、Flip8が15.5%だった。
Z5シリーズではFlipとFoldの販売比率が約7対3でFlipが圧倒していた。Z6でも6対4でFlipが優勢だったが、Z7では4対6となり初めてFoldに逆転された。2026年のZ8シリーズでは、流通現場でFold系とFlipの販売比率が約9対1にまで広がっているという。
こうした中、海外IT業界を中心に、Flip8が最後のモデルになる可能性があるとの廃止説も出ている。サムスン電子は廃止計画を公式に発表していないが、販売不振が続いていることから、今後のラインアップ再編に注目が集まっている。
スマートフォン事業の収益性悪化も変数となっている。サムスン電子によると、2026年4~6月期のMX(モバイルエクスペリエンス)・ネットワーク事業部は売上高33兆2000億ウォン、営業損失7000億ウォンを記録した。MX事業部の四半期赤字は発足後初めてとなる。
原価負担も増している。サムスン電子の半期報告書によると、DX部門のモバイル向けメモリー購入額は5兆426億ウォンで、個別原材料の中で最大だった。モバイル向けメモリー価格は2025年の年間平均より約211%上昇した。
一方、販売台数だけを理由にFlipを整理するのも容易ではない。Flip8にはサムスン電子の自社製AP(アプリケーションプロセッサー)「Exynos 2600」が搭載されている。Flipを廃止すれば、Exynosを採用するプレミアム製品群も一つ減ることになる。
Flip8の低迷が続けば、サムスン電子は収益性が悪化する中で販売不振の製品を維持する負担と、自社APのエコシステムを守る必要性の間で難しい判断を迫られることになる。かつて折りたたみスマートフォンの普及をけん引したFlipを維持するのか、Fold中心に戦略を組み直すのか、今後の選択が注目される。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News