【8月27日 AFP】ネパールと中国・チベット自治区の国境付近で発生した鉄砲水と土砂災害で27日、これまでに確認された死者は計273人となった。行方不明者は1300人以上となっている。

行方不明者の多くは外国人観光客で、チベットの雪に覆われた聖地カイラス山を目指すヒンズー教徒の巡礼者も多数含まれている。

さらなる鉄砲水の発生が懸念される中、救急隊は生存者の避難を急ぎ、またネパール軍は災害救助犬を導入して遺体の捜索活動を続けた。ネパール警察によると、これまでに270人の遺体が収容されている。

ネパール当局は、外国人観光客517人を含む823人と連絡が取れていないと発表。中国政府は、ネパールに滞在中の自国民約100人の安否が不明だと明らかにした。

中国国営メディアによると、チベット自治区シガツェ市吉隆県で発生した「土石流災害」により3人が死亡、外国人260人を含む558人が行方不明になっているという。

また、李強首相が27日に同地域を訪問し、「緊急救助・救援作業の指揮を行うとともに、救助隊員や被災者を見舞った」とも報じた。(c)AFP