韓国の匿名寄付者、豪雨被災者に500万ウォン…累計寄付額は7億6000万ウォン
このニュースをシェア
【08月27日 KOREA WAVE】韓国・慶尚南道で、災害が起きるたびに匿名で寄付を続ける人物が、豪雨被災者のために500万ウォン(約55万円)を寄付した。2017年からの累計寄付額は7億6000万ウォン余り(約8360万円)に上る。
慶尚南道の社会福祉共同募金会「愛の実」の事務局前に最近、現金500万ウォンと菊の花1輪、手書きの手紙が入った箱が置かれていた。
寄付者は事前に事務局へ電話し、「事務局の前に箱を置いていきます」とだけ伝え、名前を明かさず立ち去ったという。
手紙には、集中豪雨で犠牲になった人たちへの哀悼と、生活の基盤を失った被災者への慰めがつづられていた。寄付者は「被災者の皆さんにお見舞い申し上げ、一日も早い復旧を願います。わずかな気持ちですが、募金の助けになればと思います」と記した。
手紙の最後には名前や正確な日付の代わりに「2026年8月のある日」と書かれていた。「ある日」という表現は、この寄付者が毎回使っているのが特徴だ。名前を伏せたまま、災害が発生するたびに菊の花1輪と手紙を添えて寄付を続けてきた。
今回の寄付は、7月にベネズエラの地震被災者のため500万ウォン(約55万円)を届けてから、わずか1カ月余り後のことだった。その際も事務局前に現金500万ウォンと菊の花、手紙が入った箱を残し、静かに立ち去ったという。
匿名寄付者は2017年から、年末年始の寄付キャンペーンをはじめ、韓国内外で災害が発生するたびに寄付を続けてきた。今回を含む累計額は7億6000万ウォン余り(約8360万円)に達する。
慶尚南道「愛の実」のパク・ウンギョン事務局長は「記録的な豪雨で多くの方が困難を抱えている中、被災者を真っ先に思ってくださった温かい気持ちに深く感謝する」とし、「寄付者の大切な思いが被災地の早期復旧と被災者の日常生活の回復につながるよう届けたい」と話した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News