喪服姿で心臓マッサージ、葬儀場で倒れた男性救う…韓国・看護師の迅速な対応に称賛
このニュースをシェア
【08月27日 KOREA WAVE】韓国南西部の全羅南道麗水(ヨス)市にある葬儀場で、家族の葬儀に参列中だった看護師の女性が、突然倒れて意識を失った男性に心肺蘇生法(CPR)を施して命を救った出来事があり、温かい話題を呼んでいる。
勤務先の仁済大学海雲台白病院(釜山市)によると、救助を行ったのは同院に所属する看護師のチュ・ソルヒさん。チュさんは先月20日、麗水市内の斎場で家族の葬儀が営まれていた際、廊下で倒れている男性を発見した。
男性の容体を確認したチュさんは、即座にCPRが必要と判断。周囲の人に119番通報を頼んだ上で、自身は喪服姿のまま直ちに胸骨圧迫などの応急処置を開始した。
迅速な処置によって男性は意識を回復した。チュさんは救急隊が到着するまで寄り添って経過を観察し、駆けつけた救急隊員へ処置の経過を正確に引き継いだほか、取り乱す男性の家族に対しても丁寧に状況を説明したという。男性は病院の救急外来で治療を受けた後、無事に回復した。
この出来事は、居合わせた市民が「肉親を亡くした深い悲しみの中でも、目の前の命を救うことを最優先し、ためらわずに行動した姿に胸を打たれた」と病院側に称賛のメッセージを寄せたことで公になった。
男性の家族からも「先生の助けがなければどうなっていたか分からない。無事に回復し、家族旅行にも行けるようになった」と感謝が伝えられた。
チュさんは「目の前で人が倒れるのを見て、必要な処置をしなければという一心だった。元気に過ごされていると連絡をいただき、ほっとしたと同時に、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいだ」と話している。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News