仁川国際空港にあるGS25(左)とCU=GSリテール、BGFリテール提供(c)MONEYTODAY
仁川国際空港にあるGS25(左)とCU=GSリテール、BGFリテール提供(c)MONEYTODAY

【08月27日 KOREA WAVE】韓国のコンビニ大手GS25とCUが、仁川国際空港で売り上げを大きく伸ばしている。外国人観光客の増加を背景に、入国時の旅行準備から出国時の土産購入まで幅広い需要を取り込んでいる。

流通業界によると、GS25が仁川国際空港で展開する4店舗の2026年1~7月の売り上げは前年同期比26.5%増加した。CUの空港内19店舗も同30.4%増となった。

GSリテールのコンビニ部門とBGFリテールの2026年4~6月期の売り上げ増加率が、それぞれ前年同期比7.1%、6%だったことを踏まえると、空港店舗の伸びが際立つ。

背景には外国人観光客の増加がある。韓国観光公社などによると、2026年上半期に韓国を訪れた外国人観光客は1070万9919人で、前年同期比21.3%増えた。

業界では、コンビニが外国人旅行者にとって旅の始まりと終わりを支える場所になっているとみている。入国時には交通カードや旅行用品、食事を購入し、出国時には食品や土産を求める動きが広がっている。

特に入国直後に必要となる商品の販売が伸びている。GS25では交通カードの売り上げが前年同期比1154.3%増となり、CUでも交通カードが販売数量1位となった。変換プラグなど韓国旅行に必要な実用品もよく売れている。

一方、出国客を中心にKフードの人気も高い。「壺型牛乳」と呼ばれるバナナ牛乳は1日平均約1200個が売れ、入国・出国エリアを問わず売り上げ上位に入っている。

バナナ牛乳はSNSで「韓国で食べるべき食品」として話題になり、外国人の需要が伸びたとみられる。このほか、ドバイもちもちクッキーやキンパも人気を集めている。

GS25とCUは、今後も外国人観光客の流入が続くとみて対応を強化している。

GS25はバナナ牛乳など外国人に人気の商品を売り場の前面に配置し、在庫も一般店舗の5倍以上確保している。両替用のキオスクも設置し、利便性を高めた。

CUは「スナック&ラーメン・ライブラリー」と呼ばれる特化店舗を運営している。ビスケットなど菓子類を中心に扱い、包装しやすく賞味期限も長いことから、外国人旅行者の土産需要を狙っている。

業界関係者は「空港コンビニの売り上げは一般店舗より高い。外国人観光客を呼び込むための戦略が今後も相次ぐだろう」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News