【8月27日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は26日、3月8日にイランの最高指導者に選出されて以降、公の場に姿を見せていないモジタバ・ハメネイ師について、現在も生存しているとの見方を示した。

トランプ氏は保守系のラジオパーソナリティー、グレン・ベック氏とのインタビューで、「彼が死んだとは思わない。重傷を負ったのだ。体の左側は、腕も脚も全部、重傷を負った。だが、死んではいないと思う」と述べた。

公式には、モジタバ師は米イスラエルと交戦するイランを率い続けている。だが、公の場に姿を見せないことや、イラン革命防衛隊(IRGC)のベテラン幹部らの影響力拡大を受け、すでに死亡しているか実権を完全に掌握できていないのではないかとの臆測が広がっている。

モジタバ師の父で前最高指導者のアリ・ハメネイ師は、米イスラエルによる初期の攻撃で殺害された。

トランプ氏はこれまでもイランに勝利したと度々宣言しているが、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放やイランによる高濃縮ウランなどの核物質の放棄には至っていない。それでも同氏は、軍事的・経済的圧力が功を奏していると改めて主張した。

トランプ氏は「事態は極めて大きな勝利に向かっている」「間もなくここで大きな勝利を手にすることになるだろう」と強調した。

さらに、イラン軍によって事実上封鎖されているホルムズ海峡について、実際には完全に開放されているという持論を展開。

「海峡が開いていると言っても過言ではない。われわれは現在、多くの船に海峡を通過させている。機雷は除去された」と述べた。

トランプ氏はまた、「イランに核兵器を持たせるわけにはいかない。それが目的の99.9%を占めている。彼らは正気ではないため、核兵器を持てば使ってしまうだろう。そんなことを許すわけにはいかない」と述べ、イランによる核兵器保有をこれまでに「2度にわたって阻止した」とアピールした。(c)AFP