ロッテウェルフードの「コッカルコーン・サムジャンサムギョプサル味」を、ご飯に混ぜたり肉にのせたりして楽しむ様子がSNSで話題になっている=Instagramより(c)MONEYTODAY
ロッテウェルフードの「コッカルコーン・サムジャンサムギョプサル味」を、ご飯に混ぜたり肉にのせたりして楽しむ様子がSNSで話題になっている=Instagramより(c)MONEYTODAY

【08月26日 KOREA WAVE】韓国の食品・飲料業界で、なじみのあるブランドに意外な味を組み合わせる「変わり種」の商品戦略が広がっている。スナック菓子や炭酸水、酒類などで、珍しい素材の組み合わせを前面に出した季節限定商品が相次いで登場している。新しい味を体験し、その様子をSNSに投稿する消費傾向を狙った動きとみられる。

食品業界によると、ロッテウェルフードが7月末に発売した期間限定商品「コッカルコーン屋台シリーズ」4種類は、発売から半月で累計販売数80万袋を突破した。屋外で飲食を楽しむ「屋台文化」をスナックに取り入れ、サムジャンサムギョプサル味、魔性のトウモロコシ味、ウォーキングタコ味、バター焼きイカ味をそろえた。

サムジャンサムギョプサル味を除く3種類は、販売するコンビニを分けている。魔性のトウモロコシ味はGS25、ウォーキングタコ味はCU、バター焼きイカ味はセブンイレブンで販売する。複数店舗を巡って商品を集める楽しさを加え、SNSでの話題化につなげる狙いだ。実際、4種類を食べた感想や各店舗の在庫状況を共有する投稿が相次いでいるという。

農心も10日、コンビニ4社と「ポテトチップ・ダイニングシリーズ」4種類を発売した。CU限定の「グルメポテト・ソルティーバター味」、GS25の「ポテトチップ・辛口カルボナーラ味」、セブンイレブンの「バターガーリックエビ味」、イーマート24の「クリームチーズソーセージ味」で、料理の味や風味をポテトチップで再現した。4種類すべてを味わってSNSなどで認証するイベントも展開している。

飲料では、ウンジン食品が6月に炭酸水「ザ・ビクトリア キュウリレモン」と「クールライム」を発売した。果物や野菜、ハーブを組み合わせたボタニカルクラフトソーダで、甘さを抑え、素材の香りと爽快感を強調した。

「ザ・ビクトリア」は2015年にプレーンとレモンの2種類で炭酸水市場に参入して以降、11年間で39種類の味を展開した。2025年にはブランド10周年を記念して「トマトバジルソーダ」を発売し、SNSで口コミが広がったことで1カ月で30万本を販売した。

酒類でも同様の流れがみられる。ハイト眞露は8月4日から、RTD(そのまま飲める酒類)「テラ・スパークリング」3種類を期間限定で販売している。スペイン産白ワインに果汁を加えた果実炭酸酒で、トマト、レモン、スイカ味をそろえた。485ミリリットル缶で、アルコール度数はトマトとスイカが4.6%、レモンが7%となっている。

食品業界関係者は「なじみのあるブランドでも、新しい味や異色のコンセプトを加えることで、消費者が積極的に商品を体験し、SNSで共有する傾向がある。季節や最新トレンド、消費者の好みを反映したフレーバーが新たな消費のポイントとして定着するとみられる」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News