中国、台湾と外交関係にあるエスワティニからの退避を国民に勧告
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【8月26日 AFP】中国は、台湾と外交関係にある12か国の一つであるアフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)に滞在する自国民に対し、安全上のリスクを理由に直ちに国外に退避するよう勧告した。
中国は台湾について、自国領土の一部だと主張しており、他国との交流に反対している。
台湾の頼清徳総統は今年5月にエスワティニを訪問したが、台湾当局は中国政府がアフリカ諸国に圧力をかけて頼氏の専用機の飛行許可を取り消させ、訪問を妨害しようとしたと非難した。
中国外務省領事局は25日、「すでにエスワティニに滞在している中国の国民および機関は、一刻も早く退避するか、南アフリカなどの比較的安全な地域へ移動すべきだ」と勧告した。
同局は進行中の安全上のリスクとして、「サイバー詐欺やオンライン賭博などの犯罪活動のまん延」などを挙げた。
現時点でエスワティニで就労または生活している中国人の具体的な人数は明らかにされていない。
同局は中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」に投稿した声明で、「エスワティニへの渡航や残留を強行する者は極めて高い安全上のリスクに直面することになり、タイムリーな領事支援を受けられない可能性がある」と警告した。
中国の切り崩しにより、アフリカで台湾と国交を持つ国はエスワティニのみとなっている。
中国は今年5月1日、エスワティニを除くアフリカ53か国からの輸入品の関税をゼロにした。(c)AFP