ネットで人探し サイコス氏と殷玉珍さんが涙の再会
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【8月30日 CGTN Japanese】中国全国労働模範の殷玉珍さんが今年5月、植樹した木々のために「恩人探し」をしているという動画がネット上で広がりました。殷さんは、「サイコス」という名の米国人が中国を訪れることを願っていました。なぜならば、この米国人は2000年に殷さんが手掛ける砂漠緑化事業に5000ドルを寄付していたからです。米国の友人「サイコス」(本名ロナルド・サコルスキー)氏は8月23日夕方、30時間以上のフライトと乗り継ぎを経て、内蒙古自治区オルドス市のエジンホロ(伊金霍洛)空港に到着し、20余年ぶりに砂漠緑化の英雄である殷さんと再会しました。
サイコス氏の回想によると、殷さんとの物語は1999年の河南省洛陽市にさかのぼります。当時42歳だったサイコス氏は、中米教師交流プログラムを通じて洛陽市内で教職に就いていました。サイコス氏は、中国中央テレビの英語番組で内蒙古自治区毛烏素砂地の報道を見て、殷さんと夫が長年最前線で植樹活動を続け、砂漠化防止に尽力している姿を見て深く感銘を受けました。
その後、サイコス氏はある基金会を通じて5000ドルを寄付し、毛烏素砂地での殷さんの植樹を支援しました。この資金で購入した苗木は、今では5万本以上の大木に成長しています。
サイコス氏が訪中するとの知らせを聞いた殷さんは非常に喜び、「当時あなたが寄付した米ドルで、広い森を育てた。私は砂漠であなたを待っている」と語りました。
サイコス氏の訪中を歓迎するため、殷さんはマントウを作り、砂漠で育った新鮮な野菜や果物を摘み、心を込めて出会いの準備をしました。
サイコス氏は取材に対し、「私たちは皆、同じ家族だ。中国人も米国人も同じ星の同胞だ」と語りました。ネットユーザーらは国境を越えた善意と友情に対し、次々と「いいね」を送りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News