【8月29日 CGTN Japanese】ベトナム税関総局のデータによりますと、今年1月から6月にかけてのベトナムから中国への青果物輸出額は前年同期比約25%増の20億4000万ドル(約3250億円)となりました。このうち、ドリアンの輸出額は9億8800万ドルに達し、全体の48.45%を占めています。ドリアンの本格的な収穫期は下半期であるため、年間の輸出額は40億ドルを超える見込みです。

中越両国は2022年7月にドリアンの輸入に関する協定を正式に締結しました。ベトナムのドリアン市場は急拡大しており、輸出額は2022年の2億7700万ドルから2025年には約40億ドルへと、4年間で13倍以上の成長を遂げました。ドリアンは今や、ベトナムの青果物輸出において最も大きな割合を占める単一品目となっています。

中国のドリアン市場もさらに拡大しています。2025年の中国の生鮮ドリアン輸入量は186万8000トン、輸入額は74億8000万ドルに達し、2022年から倍増しました。中国ラオス鉄道により、東南アジア諸国のドリアンは26時間から3日以内に中国へ到着し、果物の鮮度や食感が最大限に保たれています。中国のスーパーでは、人気品種のモントーン種ドリアンのセール価格が500グラム当たり約20元(約474円)と、過去の3分の2程度まで下がっています。

2025年、中越両国の貿易額は2900億ドルを超え、過去最高を更新しました。

ドリアンに続き、中越双方はトウガラシ、パッションフルーツ、生鮮ジャックフルーツなどの対中輸出議定書を新たに締結しました。2026年4月には、ザボンとライムの対中輸出議定書も締結しています。現在、ベトナムからは20種類以上の青果物が正式に中国へ輸出可能となっています。同時に、中国の果物、野菜、花きなどの農産物もベトナムへ輸出されています。2024年には中国雲南省からベトナムへ9168トンの切り花が輸出され、輸出額は3434万元(約8億1400万円)に達しました。

上海国際問題研究院東南アジア研究センターの周士新主任は、東南アジアの果物が中国国内で人気を集めているのは、市場の牽引により双方のサプライチェーンや産業チェーンが比較的成熟しているためだと指摘しています。ベトナム産ドリアンは、中越の二国間協力が絶えず深化していることの一つの縮図となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News