韓国・東海岸でスルメイカ漁獲量68%減…ニシンは68%増、魚種の変化鮮明
このニュースをシェア
【08月25日 KOREA WAVE】韓国・江原道の東海岸で全体の漁獲量が前年を上回る一方、代表的な魚種であるスルメイカは前年の3分の1ほどに急減した。ニシンやブリ、フグなどは増えており、魚種によって明暗が大きく分かれている。
江原道海洋水産局の週間漁獲動向によると、2026年1月1日から8月18日までの累計漁獲量は2万4793トンで、前年同期の2万771トンから19%増えた。直近3年間の平均1万8214トンと比べても36%多い。
一方、スルメイカの累計漁獲量は723トンにとどまり、前年同期の2225トンの32%にすぎなかった。前年から約68%減少し、直近3年間の平均1223トンと比べても59%の水準だった。
漁獲金額も大きく減少した。2026年のスルメイカの累計漁獲高は121億3600万ウォンで、前年同期の265億3300万ウォンの46%にとどまり、直近3年間の平均と比べても78%だった。
直近の漁況も低調だ。12~18日の1週間に水揚げされたスルメイカは6トンで、漁獲量は前週比35%減少した。地域別では束草が3トンで最も多く、高城1.5トン、三陟1トン、江陵と東海が各0.2トン、襄陽が0.1トンだった。
江原道は、水温上昇によってスルメイカの魚群が北上し、東海沿岸に流入する魚群そのものが減ったと分析している。調査期間中の東海沿岸の水温は23.8~27.3度で、平年より1.3~5.2度高かった。道は当面、スルメイカの漁獲量が全般的に低調な状態を続けるとみている。
一方、ほかの魚種では漁獲量の増加が目立った。
ニシンは2026年に6628トンが水揚げされ、前年同期の3955トンから68%増えた。直近3年間の平均2820トンと比べると2.35倍に達した。ブリも1026トンで前年の624トンから64%増え、フグは582トンで25%増加した。ベニズワイガニも1810トンで前年より41%増えた。
タコは762トンで前年同期の795トンの96%だったが、直近1週間では34トンと前週の27トンから26%増加した。同じ期間のニシンも181トンで、前週から50%増えた。
一方、カレイの累計漁獲量は1493トンで前年から12%減り、マダラも1095トンで7%減少した。イカナゴとハタハタはそれぞれ133トン、30トンと前年を上回ったが、直近3年間の平均と比べるとそれぞれ50%、47%の水準にとどまった。
全体の漁獲量が増えたにもかかわらず、累計漁獲高は1144億5700万ウォンで前年同期から6%減少した。スルメイカの漁獲量と漁獲高の大幅な減少などが、全体の生産額に影響したとみられる。
地元水産業界の関係者は「スルメイカの減少とニシン、ブリなどの増加が同時にみられ、東海岸の漁場で魚種ごとの変化がより鮮明になっている」と話した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News