韓国軍、電磁波で敵の判断力低下を狙う「認知打撃」体系を研究
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【08月25日 KOREA WAVE】韓国軍が、電磁波を使って敵の状況認識や集中力、判断力を一時的に低下させる、いわゆる「認知打撃」体系の構築を構想している。
防衛事業庁は最近、「複合電磁エネルギーを利用した反応誘導体系研究」の委託事業を発注した。研究を通じて関連技術を確保するためのロードマップを策定する予定だ。
今回の研究は、直ちに実際の兵器体系開発に着手することを意味するものではない。電磁エネルギー技術の防衛分野への活用可能性や技術成熟度、必要な技術、今後の研究開発期間などを検討し、将来の軍事需要の提起や防衛計画への反映に使う基礎資料をまとめるのが目的だ。
韓国軍は、電磁波を人に直接照射し、物理的に破壊せずに感覚反応を間接的に乱す体系を構想している。対象者の作戦遂行を遅らせたり、困難にしたりする狙いがある。
軍関係者によると、無人機などに「反応誘導体系」を搭載し、敵の装備運用要員に電磁波を集中的に照射する案などが検討されている。
防衛事業庁の提案依頼書には、敵の主要要員に原因不明の反応を起こさせ、「超自然的な恐怖心」を誘発することで、組織全体の戦闘意欲を低下させる案も研究対象として示された。
また、電磁波を味方の重要施設を守る非殺傷型の防護兵器として利用する案も検討する。基地などに固定式の体系を設置し、侵入する敵に電磁波を照射する方式だ。
特殊任務部隊の潜入作戦支援への活用も研究する。小型無人航空機(UAV)や無人地上車両(UGV)に搭載し、敵警戒兵の作戦遂行能力を低下させたり、高価値目標を生け捕りにする際、抵抗や逃走を試みる対象に強い生理的苦痛を与えたりする案が含まれている。
韓国軍は、反応の強度に応じて電磁波を5段階で運用する概念も研究する。
第1段階は低出力の熱作用で軽い温熱感を与えて接近を警告する。第2段階では低出力の聴覚作用を利用し、対象者に騒音を感じさせて心理的な圧迫を与える。
第3段階では熱作用と聴覚作用を同時に加えて行動を抑制し、第4段階では高出力の聴覚作用でめまいや嘔吐、一時的な平衡感覚の喪失などを誘発する案を検討する。
最も強い第5段階では、高出力の聴覚作用と熱作用を同時に使用し、強い熱による痛みとともに、直ちに退却させたり行動を制限したりする構想だ。
実現に必要な技術として、高出力電磁波増幅器、精密ビーム制御アンテナ、電磁波による生体反応誘導アルゴリズムなどが検討される。国内外の非殺傷指向性エネルギー体系や、脳神経を刺激する電磁波関連技術も調査対象となる。
一方、人の生体反応を直接誘導する技術であることから、倫理面や法的問題もあわせて検討する。
防衛事業庁は研究過程で、安全ガイドラインや非殺傷体系を運用するための倫理的な交戦規則を提案し、特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)など国際法上の位置付けについても分析する方針だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News