【8月31日 東方新報】中国国家統計局が8月17日にウェブサイトで発表したところによると、1〜7月の社会消費財小売総額は28兆7744億元(約680兆5404億円)で、前年同期比1.2%増加した。うち自動車を除く消費財小売額は26兆5142億元(約627兆846億円)で2.7%増となった。7月単月の社会消費財小売総額は3兆9022億元(約92兆2905億円)で、前年同期比0.6%増。うち自動車を除く消費財小売額は3兆5892億元(約84兆8878億円)で2.5%増だった。
 
地域別に見ると、1〜7月の都市部の消費財小売額は24兆9285億元(約589兆5814億円、前年同期比1.1%増)、農村部は3兆8459億元(約90兆9589億円、同2.4%増)で、農村部の伸び率が都市部を1.3ポイント上回った。7月単月では都市部が3兆3780億元(約79兆8927億円、同0.5%増)、農村部が5242億元(約12兆3978億円、同1.6%増)。消費形態別では、1〜7月の商品小売額が25兆4922億元(約602兆9134億円、同1.1%増)、飲食収入が3282億2000万元(約7兆7626億円、同2.6%増)だった。

 
業態別では、規模以上の小売事業者のうちコンビニエンスストアとスーパーの小売額がそれぞれ前年同期比6.1%、3.8%増加した一方、専門店・百貨店・ブランド専門店はそれぞれ1.8%、2.4%、9.3%減少しており、業態間の明暗が分かれた。品目別では、以旧換新(買い替え促進)政策の後押しもあり、粮油食品類が7.2%増、通信機器類が15.1%増、化粧品類が6.3%増と、アップグレード消費関連の品目が比較的高い伸びを示した。
 
オンライン消費も堅調に推移した。1〜7月の全国オンライン商品・サービス小売額は11兆7214億元(約277兆2216億円)で、前年同期比4.8%増。うちオンライン商品小売額は7兆3965億元(約174兆9338億円、同4.6%増)で、食品類・衣料品類・生活用品類がそれぞれ16.9%、5.8%、1.1%増加。オンラインサービス小売額は4兆3249億元(約102兆2877億円、同5.2%増)だった。また県・郷(鎮)レベルを含む「県郷消費品小売額」が社会消費品小売総額全体に占める比率は39.1%となり、前年同期より0.3ポイント上昇し、消費市場の都市・農村構造の最適化が進んでいることを示した。
 
国家統計局は同日の記者会見で、文化・スポーツ・観光市場の活況にも言及。1〜7月は観光相談・レンタルサービス類、文化・スポーツ・レジャーサービス類の小売額がいずれも10%超の伸びを示したほか、上半期の入境外国人数は前年同期比20.4%増、うちビザ免除による入境者数は30.6%増となるなど、インバウンド消費の回復も消費市場を下支えしているとした。(c)東方新報/AFPBB News