18日、ソウル・瑞草区の教保文庫江南店に新設された「オデュッセイア」コーナー(c)news1
18日、ソウル・瑞草区の教保文庫江南店に新設された「オデュッセイア」コーナー(c)news1

【08月24日 KOREA WAVE】クリストファー・ノーラン監督の新作映画「オデュッセイア」のヒットを機に、韓国で原作となる古代ギリシャ叙事詩や「ギリシャ・ローマ神話」関連書籍への関心が急速に高まっている。大型書店で関連本がベストセラー入りしたほか、2000年代にブームとなった学習漫画全巻セットがフリマアプリ上で高額取引される現象も起きている。

韓国大手書店の教保文庫によると、映画公開日の今月5日から17日までの関連書籍の販売数は、公開前の約2週間に比べて約3倍(193.9%増)に急増した。ソウル市内の店舗には「オデュッセイア」の特設コーナーが新設され、各社から出版された翻訳本が平積みされている。

特に20〜30代の若年層を中心に、子どもの頃に親しんだ学習漫画「漫画で見るギリシャ・ローマ神話」(2000年代刊行・現在は絶版)を再び買い求める動きが広がっている。フリマアプリ上では、映画公開前に数千円程度で取引されていた全20巻セットが、最高85万ウォン(約9万5000円)で出品される例も見られる。

出版評論家のキム・ソンシン氏は「古典は長い年月を経て価値が証明された良質なコンテンツ。子どもの頃に漫画で神話に触れた若い世代にとって、映画の大ヒットがノスタルジー(郷愁)を刺激する起爆剤となった」と分析している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News