江南警察に出頭し、報道陣の質問に答えるピラティス講師出身のインフルエンサー=2026年4月29日(c)news1
江南警察に出頭し、報道陣の質問に答えるピラティス講師出身のインフルエンサー=2026年4月29日(c)news1

【08月23日 KOREA WAVE】ピラティス講師出身の人気インフルエンサーの詐欺容疑を巡り、夫側から捜査の「もみ消し」を頼まれて接待などを受け取ったとして、韓国検察当局は元警察幹部らを汚職などの罪で起訴した。

ソウル南部地検は、ソウル江南(カンナム)警察署の元捜査チーム長(警察官)を受託収賄や公務上秘密漏洩などの罪で勾留起訴したと発表した。また、仲介した警察庁幹部や贈賄側の関係者も在宅起訴された。

検察によると、元チーム長は江南署に勤務していた2024年、インフルエンサーの女性(37)の夫から依頼を受け、女性を詐欺の「被疑者」から「参考人」へ扱いを勝手に変更し、事件を不送致(嫌疑なし)にして捜査をもみ消した疑いが持たれている。女性は当時、自身がモデルを務めていたピラティス教室のフランチャイズ加盟店主らから詐欺容疑で告訴されていた。

元チーム長らは女性の夫に対し「被疑者から参考人に切り替えて配慮した」などと伝えており、もみ消しへの謝礼や別の事件の依頼名目で、高級スカーフや高級クラブでの飲食接待を受け取っていたとされる。

さらに元チーム長は2023年8月から今年2月にかけても、暗号資産(仮想通貨)詐欺や株価操縦に関連する複数の容疑者から便宜供与の見返りとして金品や接待を受け、事件を早期に不送致にするなど便宜を図っていた疑いが持たれている。

関与した警察官2人はすでに職務を停止されており、女性の夫らは別件の株価操縦事件で約14億ウォン(約1億5000万円)の不当利得を得たとして公判中となっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News