政府が多重生活施設の建築基準改正案を行政予告したことを受け、若者たちが生成AIで作った皮肉交じりのミーム画像をSNSで共有している(c)MONEYTODAY
政府が多重生活施設の建築基準改正案を行政予告したことを受け、若者たちが生成AIで作った皮肉交じりのミーム画像をSNSで共有している(c)MONEYTODAY

【08月22日 KOREA WAVE】韓国政府が考試院(簡易宿泊所)の建築基準改正案を行政予告したことを受け、若者の間で「見た目だけを変えようとする対策だ」との批判が広がり、皮肉を込めたミームが相次いでいる。

SNSでは20日、考試院の部屋に机の代わりに浴槽が置かれた様子を描いた生成AI画像が多数共有された。

国土交通省が前日、考試院の個室で浴槽の設置を禁じる規定をなくし、机など学習設備の設置を義務付けていた規定も廃止する改正案を公表したことを皮肉ったものだ。

現在の建築基準では、考試院は学習目的の宿泊施設に分類され、調理設備や浴室を設けることができない。国土交通省は、考試院を単身世帯の居住空間として活用できるよう関連規制を整備する考えだ。

しかし若者からは、防音や換気の問題、狭い床面積など根本的な住環境を改善せず、浴槽設置の規制緩和など現実性に乏しい対策だけを打ち出しているとの批判が出ている。

若者たちは浴槽をテーマにしたAI画像を共有し、「あの狭い部屋に浴槽を置いて使ったら湿気やカビはどうするのか」「住宅不安に苦しむ若者をばかにしている」「考試院に浴槽を入れればヴィラやマンションになると思っているのか」などと反応した。

最近議論を呼んだ「廃バス青年住宅」と今回の規制緩和を結び付け、「廃バスにも浴槽を設置できますか」「考試院青年向け浴槽供給対策」などの文言を入れたAI画像も共有された。

国土交通省は「一律に禁止していた考試院内の浴槽設置を選択的に認め、変化した利用形態に合わせて規制を整備する趣旨だ」と説明した。

同省は31日まで改正案への意見を募った上で、最終案を確定する予定だ。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News